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J-GLOBAL ID:201702268816046040   整理番号:17A0850557

フェライト/カーボンナノチューブに基づくガス拡散陰極を用いた電気ペルオキソンプロセスによるジアトリゾ酸の効果的な分解【Powered by NICT】

Effective degradation of diatrizoate by electro-peroxone process using ferrite/carbon nanotubes based gas diffusion cathode
著者 (7件):
資料名:
巻: 236  ページ: 297-306  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,フェライト修飾カーボンナノチューブ(MFe_2O_4/CNT,M:Fe,Mn)を調製し,水溶液における新興汚染物質ジアトリゾアート(DTZ)の電気ペルオキソン(すなわち,炭素-ポリテトラフルオロエチレンカソードを用いた電解プロセスの併用オゾン処理)処理を支援するためのカソード触媒として使用した。合成した触媒の構造と表面特性を研究し,MFe_2O_4/CNTベースのガス拡散カソード(GDC)を用いて電気ペルオキソンプロセスの性能は,速度論的及び機構的観点から系統的に研究した。結果は,オゾン処理と電気分解の組み合わせはDTZの相乗的分解を示した。約71.9%DTZは10分後にMFe_2O_4/CNTベースGDCと分解し,裸のCNTベースGDCよりも13.2%高く,併用処理効率はMFe_2O_4の存在により増強されることを示唆した。MFe_2O_4/CNT触媒電気ペルオキソンプロセスの性能は正に入口オゾン濃度(10 30mg/L)と相関し,印加電流の増加は,低いカソード電流密度(5 40mA/cm~2)でのDTZ分解を刺激したが,高いカソード電流密度(40 60mA/cm~2)で分解を阻害した。MFe_2O_4/CNT触媒電気ペルオキソン処理は,初期pHと反応温度に有意な依存性を示したが,支持電解質濃度による影響はほとんどなかった。より高い除去効率は低い初期DTZ濃度で得られた。比較試験はペルオキソン反応は,本システムでのヒドロキシルラジカル(HO)生成の主要経路であり,カソードでMFe_2O_4の存在は,ヒドロキシラジカル(HO・)の生成を促進することを明らかにした。これらの観察は,電気ペルオキソンである水溶液中のDTZ分解のための効率的で,MFe_2O_4/CNTは,このプロセスのための良好で有望なカソード材料と触媒であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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電気化学反応  ,  炭素とその化合物 

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