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J-GLOBAL ID:201702268880806072   整理番号:17A0230050

アリルアルコール類のエナンチオ分岐的フッ素化 データーセット設計が非キラル配向基とキラルアニオン間の構造的相互作用を明らかにする

Enantiodivergent Fluorination of Allylic Alcohols: Data Set Design Reveals Structural Interplay between Achiral Directing Group and Chiral Anion
著者 (5件):
資料名:
巻: 138  号: 11  ページ: 3863-3875  発行年: 2016年03月23日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トルエン中でリン酸の(R)-BINOL誘導体エステルアニオンとフッ素化剤セレクトフルオルカチオンとのイオン対触媒存在下,(E)-3-フェニル-2-ブテン-1-オールのエナンチオ分岐的フッ素化を室温で実施した。反応に際し,非キラル配向基,3,5-ジメトキシフェニルボロン酸を添加して反応させると,(S)-2-フルオロ-3-フェニル-3-ブテン-1-オールが92%eeで得られた。非キラル配向基として4-イソブチルフェニルボロン酸を添加した場合には(R)-2-フルオロ-3-フェニル-3-ブテン-1-オールが77%eeで得られた。非キラル配向基の構造とキラルアニオンとの相互作用によるエナンチオ分岐性を考察した。
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分類 (2件):
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脂肪族アルコール  ,  反応の立体化学 
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