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J-GLOBAL ID：201702268892685369   整理番号：17A0407246

構造,ニッケルフェライトナノ粒子の磁気およびマイクロ波吸収特性に及ぼすCeZn共置換の影響【Powered by NICT】

Effects of CeZn co-substitution on structure, magnetic and microwave absorption properties of nickel ferrite nanoparticles

著者 (2件)： Yan Zhu (School of Materials Science and Engineering, Jiangsu University, Zhenjiang, 212000, China) ,  Luo Juhua (School of Material Science and Engineering, Yancheng Institute of Technology, Yancheng, 224051, China)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 695  ページ： 1185-1195  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しいCe~3+とZn~2+をドープしたニッケルフェライトNi_1 xCe_xFe_2 xZn_xO_4(x=0,0.05,0.10,0.15,0.20)をゾル-ゲル自動燃焼法により調製した。構造と形態を,X線回折(XRD),Fourier変換赤外分光法(FTIR)および透過型電子顕微鏡(TEM)によって特性化した。x≦0.10,平均結晶子サイズは約34.2 53.1nmの場合,全てのXRDパターンは,他の不純物を含まないスピネル型フェライトの単相を示した。格子定数は置換量と大きくなった。カチオン分布,四面体サイト(R)と八面体サイト(R)の理論的イオン半径,理論的格子定数(_),O~II位置パラメータ(u),カチオン-カチオンとカチオン-アニオン距離と結合角のような他の構造特性も調べた。FT-IRの結果は,BサイトとZn~2+におけるCe~3+置換Ni~2+がサイト中のFe~3+を置換することを示した。置換フェライトのM_sはx≦0.10のとき置換量の増加と共に増加した。置換フェライトは,純粋なニッケルフェライトよりも優れた性能を示したことが観察された。Ni_0 9Ce_0 1Fe_1 9Zn_0 1O_4は最良のマイクロ波吸収特性を有していた。周波数( 10dB)は11.56GHzから始まり,バンド幅は約6.44GHzに達した。RLのピーク値は被覆厚さ2.5mm,15.52GHzの周波数で約 21.44dBに達した。マイクロ波吸収機構の解析は,マイクロ波吸収特性は主に入力インピーダンスマッチング,電磁損失特性と被覆厚さに依存していたことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 帯域幅 ,  イオン半径 ,  ドーピング ,  構造特性 ,  透過型電子顕微鏡 ,  *ナノ粒子 ,  *フェライト ,  四面体 ,  キャラクタリゼーション ,  八面体 ,  結晶粒径 ,  格子定数 ,  X線回折 ,  *ニッケルフェライト
準シソーラス用語： *マイクロ波吸収 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ナノ構造材料 ,  CeZn共置換 ,  磁気測定 ,  マイクロ波吸収機構

分類 (2件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (5件)： ニッケルフェライト ,  ナノ粒子 ,  磁気 ,  マイクロ波吸収 ,  置換