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J-GLOBAL ID:201702268957097416   整理番号:17A0498392

Cu(II)-アジド触媒存在下における水中でのβ-ヒドロキシ-1,2,3-トリアゾールのグリーンクリック合成:Cu(II)-アジド錯体の新機能

Green click synthesis of β-hydroxy-1,2,3-triazoles in water in the presence of a Cu(ii)-azide catalyst: a new function for Cu(ii)-azide complexes
著者 (4件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 2658-2667  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新しいCu(II)-アジド錯体[Cu(H2L)(N3)・CH3OH(1)をアジドアニオンとメタノール溶媒の存在下でCu(NO3)2・3H2Oと2-{[(1E)-(2-ヒドロキシフェニル)メチレン]アミノ}-2-メチルプロパン-1,3-ジオール(H3L)の反応によって合成した。錯体は,元素分析及び分光法(FT-IR及びUV-Vis)によって特性化し,その構造は単結晶X線解析によって決定した。X線研究の結果,この化合物の不整単位はCu(II)の単核錯体であり,エンドツーエンド(EE)アジド架橋により二核錯体に変化することが分った。化合物1をグリーン溶媒の水中で三成分アジド-エポキシド-アルキン付加環化反応用の触媒として使用した。触媒量,温度及び配位アジドの付加環化反応に及ぼす影響を研究し,生成物をFT-IR,NMR及び単結晶X線解析によって特性化した。50°C以下の温度では一生成物のみが得られ,一方,より高温ではエポキシドのアジドへの反応により二化合物が生成した。構造研究により,錯体1がアジ化ナトリウム不在下での触媒反応後,四核Cu(II)錯体[Cu4(HL4)]に変化することが示唆された。本研究の結果,化合物(1)が,第一級及び第二級アルコール性官能基を含む化合物に由来する1,2,3-トリアゾール合成用の活性触媒であることが分った。得られた結果に基づき,本触媒反応の機構を提案した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の触媒  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  環化反応,開環反応 

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