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J-GLOBAL ID:201702269129490575   整理番号:17A0500397

新規Cu(II)錯体中のキレート環の古典的水素結合と積層

Classical hydrogen bonding and stacking of chelate rings in new copper(ii) complexes
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 2803-2820  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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3つの新規Cu(II)錯体,即ち,[Cu(L)(NO3)(H2O)]H2O(1),[Cu(L)(H2O)2]NO3(2),及び[Cu2(L)2(ピラジン)](ClO4)2・4H2O(3)が生体模倣戦略[HL=4-クロロ-2-{(E)-[2-(ピリジン-2-イル)ヒドラジニリデン]メチル}フェノール]を利用して合成された。構造特性化は,Cu(II)イオンの周囲での非常に異なる局所幾何構造,即ち,単核錯体の四角錐形((1)でτ5=0.021と(2)でτ5=0.13)と同種二核ピラジン架橋錯体3(τ4=0.06)の平行平面を明らかにする。錯体(3)中で,キレート環の積層が観察された。この洞察は,平面状キレート環の積層に対する新たな構造的証拠を提供すると思われた。これらのπ-相互作用は同種二核錯体(3)の結晶構造に対して安定性を与える。バルク材料(1),(2),及び(3)の磁気測定は,すべての錯体中での弱い反強磁性結合を明らかにする。錯体(1),(2),及び(3)の多結晶状態でのEPRスペクトルは,g≒2.15での広いシグナルを2つの銅イオンの間のスピン-スピン相互作用に起因して示す。単核錯体((1)と(2))のDMSO中でのサイクリックボルタモグラムは,1つのCuII/CuI不可逆波を与えた。一方,ピラジン架橋二核錯体(3)は,CuIICuII/CuIICuIとCuIICuI/CuICuIの酸化還元過程に対応する2つの波を示した。微分パルスボルタンメトリー(DPV)実験も同じ還元挙動を示した。これらの錯体は,効果的な抗酸化SOD活性を発現し,構造に基づくサイクル機構の概要を示す。実験と理論的DFT研究に基づいて,これらの錯体の構造-活性相関も議論される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  有機化合物の磁性 
タイトルに関連する用語 (5件):
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