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J-GLOBAL ID:201702269134217075   整理番号:17A0704720

癌治療のための新規高分子ミセルへの親水性ゲムシタビンと疎水性パクリタキセルの共送達【Powered by NICT】

Co-delivery of hydrophilic gemcitabine and hydrophobic paclitaxel into novel polymeric micelles for cancer treatment
著者 (9件):
資料名:
巻:号: 39  ページ: 24030-24039  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,腫瘍細胞へのゲムシタビン(GEM)とパクリタキセル(PTX)の同時デリバリーのための効果的な方法を調べるために実施した。GEMとPTXは機能的(+)-α-トコフェロール(VE)で修飾した類似の水溶解度を得た。葉酸-ポリ(エチレングリコール)-(+)-α-トコフェロール(FA PEG VE)を改良GEMとPTXを共カプセル化するために設計した。メトキシポリ(エチレングリコール)-ポリ(ラクチド-co-グリコリド)(MPEG PLGA)を対照として用いた。ミセルの特性をDLSとTEMで調べた。二薬物負荷FA PEG VEミセル,(GPF)とMPEG-PLGAミセル(GPM)は,平均直径127nmと118.9nmの球状形態を有していたことが分かったた。GPFのGEM VEとPTX VEカプセル化効率は91.09±0.03%,92.46±0.02%(88.60±0.03%,GPMの89.32±0.04%)であった。GEM VEの2.73%と2.88%のPTX VEのGPFのin vitro放出はaccumulatively72H(GEM VEの4.04%とGPMからのPTX VEの3.88%)で放出された。さらに,細胞毒性の比較は,異なるfomulationsを用いて行った。72時間培養後のGPFのIC_50は最低であった。FA PEG VEミセルは,MPEG-PLGAミセルのそれよりもより高い取込効率を示した。クラスリンとエネルギー依存性エンドサイトーシスは取込機構に関与していた。これらの結果は,GEM VEとPTX VE負荷FA PEG VEミセルは,癌治療のための潜在的に有用なプロドラッグベースナノ薬物送達システムであることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  ミセル 
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