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J-GLOBAL ID:201702269338197765   整理番号:17A0869516

空中浮遊病原体の不活性化に対する大気圧誘電障壁放電の効率

Efficacy of atmospheric pressure dielectric barrier discharge for inactivating airborne pathogens
著者 (11件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 041101-041101-7  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: C0789B  ISSN: 0734-2101  CODEN: JVTAD6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大気圧プラズマが,近年,幾つかの環境応用において注目を集めている。この技術は,空中浮遊微小有機物,表面付着微小有機物,および生体膜の不活性化に利用できる可能性がある。本研究では,空中浮遊の表在性ブドウ球菌および黒色コウジ菌(院内感染に関係した日和見病原体)の不活性化に対する大気圧誘電障壁放電(DBD)の効率を調べた。この技術ではガス源として空気を利用し,ヘリウム,アルゴン,窒素や水素などのプロセスガスを必要としない。DBDの効果は,エアロゾル化した表在性ブドウ球菌とエアロゾル化した黒色コウジ菌胞子に対して,走査型電子顕微鏡(SEM)を利用して調べた。SEMの顕微鏡写真で観察される形態によると,どちらの微小有機物の細胞構造にも変形が見られる。DBDとの相互作用による細胞構造の損傷は活性細胞物質の漏出を示唆し,これは微生物不活性化の主要な機構である。表在性ブドウ球菌の細胞表面の化学構造を,DBD曝露前後の吸収端近傍x線吸収微細構造により分析した。表面分析の結果は,DBD放電からの活性酸素種が,表在性ブドウ球菌の細胞膜/細胞壁の化学の改変に寄与することを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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