文献
J-GLOBAL ID:201702269880416724   整理番号:17A0748030

アセチンは骨芽細胞MC3T3-E1細胞におけるメチルグリオキサール誘導酸化的損傷から保護する【Powered by NICT】

Actein protects against methylglyoxal-induced oxidative damage in osteoblastic MC3T3-E1 cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 207-214  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:メチルグリオキサール(MG)は,細胞に毒性であることとある種の病態生理学的条件下で高濃度に存在することが知られているグルコース代謝の内因性生成物であった。本研究ではMG誘導細胞毒性に及ぼすブラックコホッシュから単離されたアクテインの効果をMC3T3-E1骨芽細胞で検討した。アクテインとMC3T3 E1骨芽細胞の【結果】処理はMG誘導細胞死及び高度糖化最終産物(sRAGE)の細胞内活性酸素種(ROS),ミトコンドリアスーパーオキシド,炎症性サイトカインと可溶性受容体の生産を阻害した。さらに,アクテインはグリオキサラーゼIの活性と還元型グルタチオン(GSH)と転写因子核因子赤血球2関連因子2(Nrf2)のレベルを増加させた。これらの知見は,アクテインは酸化ストレスを減少させ,MG解毒を増加させることによりMG誘導細胞損傷から保護することを示唆した。MG曝露前にアクテインによる処理は,ミトコンドリア膜電位散逸とアデノシン三リン酸(ATP)の損失を防止し,MGがミトコンドリア機能障害を減少させた。さらに,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ活性化補助因子1アルファ(PGC 1α),核呼吸因子1(NRF 1)及び一酸化窒素(NO)レベルは有意にアクテインにより増加し,アクテインはミトコンドリア生合成を誘発する可能性があることを示唆した。【結論】本研究は,アクテインは抗酸化防御,グリオキサラーゼ系とミトコンドリア生合成を増強することにより骨芽細胞MC3T3-E1細胞におけるMG誘導損傷を減少させることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  脂質の代謝と栄養  ,  食品の化学・栄養価  ,  生薬の薬理の基礎研究 

前のページに戻る