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J-GLOBAL ID:201702270023526331   整理番号:17A0255077

ミトコンドリアND1遺伝子の突然変異は限局性腎細胞癌の術後予後と関連している

Mutations in the Mitochondrial ND1 Gene Are Associated with Postoperative Prognosis of Localized Renal Cell Carcinoma
著者 (8件):
資料名:
巻: 17  号: 12  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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著者らは日本人の腎細胞癌(RCC)患者のミトコンドリアND1遺伝子の変異を解析し,臨床病理学的パラメーターと術後の再発との関連を調べた。組織病理学により腫瘍の病理が確認された62のRCC症例の中で,ND1の塩基配列による解析は19の症例において30の突然変異部位の存在を明らかにした。大部分の突然変異はヘテロプラズミックであり,19の症例のうち16については,1つ以上のヘテロプラズミック部位を有していた。さらに,12の部位にはアミノ酸突然変異があり,これが10の症例において頻繁に見られた。5年無再発生存(RFS)率は,直径が40 mmを超える腫瘍の患者(p = 0.0091),病理学的T(pT)ステージの患者(p = 0.0122),Fuhrman核異型異常度≧IIIの患者(p = 0.0070),およびND1突然変異の患者(p = 0.0006)では顕著に悪いものであった。これらの因子を用いた多変量解析では,ND1の変異は5年RFS率と有意に関連していた(p = 0.0044)。これらの結果は,日本人の限局性RCC患者における癌組織中のND1変異の存在と術後再発との間に強い相関があることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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遺伝的変異  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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