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J-GLOBAL ID：201702270058091138   整理番号：17A0330299

(Ba_0.5Sr_0.5)(Co_0.8Fe_0.2)O_3-δにおける第二相の形成に及ぼす粒度,A/B-カチオン比,およびYドーピングの影響

The impact of grain size, A/B-cation ratio, and Y-doping on secondary phase formation in (Ba_0.5Sr_0.5)(Co_0.8Fe_0.2)O_3-δ

著者 (7件)： MEFFERT Matthias (Karlsruher Inst. Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  UNGER Lana-Simone (Karlsruher Inst. Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  GRUENEWALD Lukas (Karlsruher Inst. Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  STOERMER Heike (Karlsruher Inst. Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  WAGNER Stefan F. (Karlsruher Inst. Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  IVERS-TIFFEE Ellen (Karlsruher Inst. Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU) ,  GERTHSEN Dagmar (Karlsruher Inst. Technol. (KIT), Karlsruhe, DEU)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 5  ページ： 2705-2719  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： (Ba_0.5Sr_0.5)(Co_0.8Fe_0.2)O_3-δ(立方晶BSCF)における第二相の形成につき調べた。BSCFは酸素の分離薄膜として用いられる。しかしCo₃O₄,Ba-Co-O系化合物,六方晶BSCF等の第二相の形成で酸素透過性が著しく阻害される。そこで,BS/CFカチオン比(A/B比)を変えた材料やYを微量ドープした材料につき,使用温度の約760°Cに長時間保持した場合の第二相の形成と粒径の関係を調べた。小粒径は第二相の形成を促進するので,焼結温度を上げて粒径を大きくする必要がある。A/B比は焼結時に析出するCo₃O₄の体積分率に影響を与え,Aのカチオンが過剰に存在するBSCFでは第二相の形成が最小になった。Yを微量ドープして高温で焼結したBSCFでは,立方晶相が安定化し,第二相の形成がほぼ完全に抑制された。

シソーラス用語： *バリウム化合物 ,  ストロンチウム化合物 ,  コバルト酸塩 ,  鉄酸塩 ,  立方晶系 ,  *第二相 ,  *無機分離膜 ,  ガス分離 ,  *透気性 ,  酸素 ,  酸化コバルト ,  六方晶系 ,  カチオン ,  比率 ,  イットリウム化合物 ,  金属イオン ,  ドーピング ,  添加物効果 ,  粒度依存性 ,  加熱温度 ,  焼結 ,  温度依存性
準シソーラス用語： イットリウムイオン ,  酸素透過性 ,  焼結温度

分類 (1件)： 酸化物薄膜  (BK14050P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 第二相 ,  粒度 ,  カチオン ,  ドーピング