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J-GLOBAL ID：201702270308025271   整理番号：17A0782830

反強磁性Weyl金属における異常Hall効果と自発軌道磁化

Anomalous Hall Effect and Spontaneous Orbital Magnetization in Antiferromagnetic Weyl Metal

著者 (2件)： ITO Naohiro (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  NOMURA Kentaro (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 86  号： 6  ページ： 063703.1-063703.5  発行年： 2017年06月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スピン-軌道結合と,局在スピンと遍歴電子の間に交換相互作用がある積層したカゴメ格子構造上の簡単なタイトバインディングモデルを構成して,カイラル反強磁性体における異常Hall効果と軌道磁化を研究した。スピン-軌道結合があるカイラル反強磁性体は,容易面異方性を持つ軌道強磁性体であることを示した。軌道磁化とWeyl点の配置との関係を論じた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 反強磁性体 ,  遍歴電子模型 ,  局在磁気モーメント ,  スピン-軌道相互作用 ,  格子 ,  強束縛近似 ,  *異常Hall効果 ,  自発磁化 ,  磁化 ,  交換相互作用
準シソーラス用語： *Weyl金属 ,  Weyl点 ,  *カイラル反強磁性体 ,  カゴメ格子 ,  *軌道磁化

分類 (1件)： 磁性理論  (BM06020X)

引用文献 (23件)：

• N. Nagaosa, J. Sinova, S. Onoda, A. MacDonald, and N. Ong, Rev. Mod. Phys. 82, 1539 (2010).
• D. Xiao, M.-C. Chang, and Q. Niu, Rev. Mod. Phys. 82, 1959 (2010).
• W. H. Kleiner, Phys. Rev. 142, 318 (1966).
• F. E. Maranzana, Phys. Rev. 160, 421 (1967).
• R. Shindou and N. Nagaosa, Phys. Rev. Lett. 87, 116801 (2001).

タイトルに関連する用語 (4件)： 反強磁性 ,  異常Hall効果 ,  軌道 ,  磁化