抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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PYNQ(Python Productivity for Zynq)プロジェクトではFPGA(Field Programmable Gate Array)をブラックボックス化し,FPGAにつながれたI/OをPythonから気軽に操作できる。本論文では,コンピュータ・ボードArty Z7のFPGAをPython専用として用い,カメラからリアルタイムに画像を取り込んで認識を試みた。まず,別のボード向けに用意されたPYNQ-Z1の環境がArty Z7とほぼ互換であることを示し,そのFPGA回路情報とLinux環境一式をそのまま用いてPython実行環境であるJupyter Notebookを利用する方法を示した。次に,Arty Z7のHDMI(High-Definition Multimedia Interface)コネクタにソニーのビデオ・カメラHDR-PJ675をつないで入力した画像を,OpenCVのライブラリで顔認識したところタイミング的にセンシティブな場合があることがわかった。そこで,USB(Universal Serial Bus)カメラから画像を取得してPIL(Python Image Library)で表示するPythonコードを示し,OpenCVを用いて画像の白黒化や45度傾けるといった画像処理を簡単に行えることを説明した。