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J-GLOBAL ID:201702278491555873   整理番号:17A0404149

オボアルブミン誘発アレルギー性喘息における気道炎症に対するL-テアニンの阻害効果【Powered by NICT】

Inhibitory effects of l-theanine on airway inflammation in ovalbumin-induced allergic asthma
著者 (10件):
資料名:
巻: 99  ページ: 162-169  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0937A  ISSN: 0278-6915  CODEN: FCTOD7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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緑茶から単離した水溶性アミノ酸(Camellia sinensis),L-テアニンは抗炎症活性,抗酸化特性,および肝保護効果を持っている。しかし,L-テアニンとその基礎となる分子機構の抗アレルギー効果は解明されていない。本研究では,ぜん息反応,特に喘息の卵白アルブミン(OVA)誘導のマウスモデルにおける気道炎症と酸化ストレス調節に及ぼすL-テアニンの保護効果を調べた。L-テアニンによる処理は,気管支肺胞洗浄液(BALF)への炎症性細胞の広範な輸送を劇的に減少した。組織学的研究は,L-テアニンは気道および血管におけるOVA誘発粘液産生および炎症性細胞浸潤を有意に阻害することを明らかにした。L-テアニン投与は,BALF中のIgE,単球走化性蛋白質-1(MCP 1),インターロイキン(IL)- 4,IL-5,IL-13,腫瘍壊死因子-α(TNF α),およびインターフェロンγの産生を有意に減少させた。L-テアニン投与とともに減少した肺重量。L-テアニンはまた,活性酸素種のOVA誘発生成とBALF中の核因子カッパB(NF κB)とマトリックスメタロプロテアーゼ-9の活性化を著しく抑制した。さらに,L-テアニンは,A549細胞においてTNF-α誘導NF-κB活性化を減少させた。まとめると,これらの結果は,L-テアニンは喘息における気道炎症,酸化ストレス応答NF-κB経路を介して生じるらしいを軽減する,喘息管理のための有用な治療剤としての可能性を強調したことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生薬の薬理の基礎研究 

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