文献

J-GLOBAL ID：201702279060203718   整理番号：17A0663667

多結晶オーステナイト系ステンレス鋼における格子歪の進展に及ぼす境界条件の影響

Effect of boundary conditions on the evolution of lattice strains in a polycrystalline austenitic stainless steel

著者 (9件)： WANG Y. Q. (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  WANG Y. Q. (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  WANG Y. Q. (Harwell, Oxfordshire, GBR) ,  HOSSAIN S. (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  HOSSAIN S. (Military Technological Coll., Muscat, OMN) ,  KABRA S. (Rutherford Appleton Univ., Oxfordshire, GBR) ,  ZHANG S. Y. (Rutherford Appleton Univ., Oxfordshire, GBR) ,  SMITH D. J. (Univ. Bristol, Bristol, GBR) ,  TRUMAN C. E. (Univ. Bristol, Bristol, GBR)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 13  ページ： 7929-7936  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多結晶316Hオーステナイト系ステンレス鋼の高温クリープ中の格子歪に及ぼす境界条件(定荷重,定歪,弾性追従)の影響を550°Cでその場中性子回折を用いて研究した。定荷重制御では格子歪と格子応力は一定であった。定歪および弾性追従制御では巨視的応力の減少と格子歪の緩和が生じた。550°Cで250MPaの初期負荷応力におき,格子歪の緩和は最も軟らかい{200}面で最大で,最も剛性の高い{111}面で最少であった。これは異なる結晶粒群の間の格子応力の平衡を保つためである。異なる結晶粒群の間に形成される粒間応力は初期負荷応力が250MPaでは境界条件によらず一定であった。負荷応力が350MPaと高くなると弾性追従制御では粒間応力と粒間歪の両方が変化した。

シソーラス用語： *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  多結晶 ,  *高温クリープ ,  *格子歪 ,  境界条件 ,  荷重 ,  弾性 ,  追従制御 ,  中性子回折 ,  その場観察 ,  応力 ,  応力緩和 ,  結晶面 ,  結晶粒 ,  依存性
準シソーラス用語： 応力依存性 ,  歪緩和

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多結晶 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  格子歪 ,  進展 ,  境界条件