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J-GLOBAL ID:201702279928139977   整理番号:17A0561917

ヒト肝臓スライスにおいて識別した臨床薬の肝臓への効果

Liver Effects of Clinical Drugs Differentiated in Human Liver Slices
著者 (3件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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臨床上,有害な効果を伴う薬剤をex vivo 3次元多細胞ヒト肝臓スライスモデルにおいて比較した。アセトアミノフェン(APAP,1mM),ジクロフェナク(DCF,1mM)およびエトモキシル(ETM,100μM)により,酸化ストレスとミトコンドリア機能の機能マーカー,グルタチオンGSHおよびATPレベルが影響を受けた。GSHよりミトコンドリアを標的とする薬剤はダントロレン(DTL,10μM)とスクロスポリンA(CSA,10μM)である一方,メチマゾール(MMI,500μM),テルビナフィン(TBF,100μM),およびカルバマゼピン(CBZ,100μM)はATPよりもGSHに影響した。酸化ストレス遺伝子は,TBF(18%),CBZ,APAP,およびETM(12%~11%)により影響を受け,ミトコンドリア遺伝子はCBZ,APAP,MMI,およびETM(8%~6%)により影響を受けた。アポトーシス遺伝子はDCF(14%)により影響を受ける一方,アポトーシスと壊死はAPAPおよびETM(15%)により影響を受けた。酸化ストレスの活性化,ミトコンドリアエネルギー,熱ショック,ERストレス,アポトーシス,壊死,DNA損傷,免疫および炎症性遺伝子はCSA(75%),ETM(66%),DCF,TBF,MMI(61%~60%),APAP,CBZ(57%~56%),そしてDTL(48%)を位置づけた。脂肪酸代謝遺伝子の変化,胆汁鬱滞,免疫および炎症性遺伝子は,DTL(51%),CBZおよびETM(44%~43%),APAPおよびDCF(40%~38%),MMI,TBFおよびCSA(37%~35%)により影響を受けた。このモデルは,ヒトex vivoモデルにおける連続投与に加えて,薬物誘発性ヒト肝臓副作用の機能的マーカーや遺伝子プロファイルマーカーを進歩させる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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中毒一般  ,  化学物質の毒性一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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