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J-GLOBAL ID:201702280052117324   整理番号:17A0287537

低誘電率電子輸送材料を用いた外部量子効率34.1%の青色燐光OLED

Blue phosphorescent OLEDs with 34.1% external quantum efficiency using a low refractive index electron transporting material
著者 (6件):
資料名:
巻: 9941  ページ: 99411X.1-99411X.12  発行年: 2016年 
JST資料番号: D0943A  ISSN: 0277-786X  CODEN: PSISDG  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有機発光ダイオード(OLED)における外部量子効率(EQE)の理論的限界は,古典的な双極子モデルを用いた場合,緑色と赤色の場合で45%,青色の場合で40%とされている。ここで,三重項発光体は,フォトルミネセンス量子収量(PLOY)が100%で,水平に整列した発光双極子を有することが仮定されている。さらに,このモデルは,現実のOLEDにおいても,実現できるPLOYと水平双極子の割合(Θ)が分かれば,達成できる最大EQEを予測できるとされている。しかし,使用される材料の誘電率は一定であることが仮定されており,特に青色領域では共鳴波長領域に近く,屈折率は波長に従って急速に変化するので,この仮定は有効でない。本論文では,(1,3,5-トリアジン-2,4,6-トリル)トリス(ベンゼン-3,1-ジル)トリス(ジフェニルホスフィンオキシド)(PO-T2T)からなる低誘電率電子輸送層(ETL)を用いた青色発光,燐光OLEDについて報告する。この材料の平均誘電率は,発光波長において1.8以下であり,得られたOLEDは,34.1%のEQEと79.6lm/Wの並外れて高い電力効率を示した。さらに,達成可能なEQEを発光双極子の向きと屈折率の関数として計算した。もしOLEDを構成する有機材の誘電率が1.5であれば,完全配向双極子の状態では,EQEは,61.5%以上,無秩序に配向した双極子の状態でも,約40.1%になることを示した。
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発光素子  ,  有機化合物のルミネセンス  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子)  ,  計算機シミュレーション  ,  固体デバイス材料 

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