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J-GLOBAL ID:201702280097424220   整理番号:17A0499030

メソ多孔性TiO2及びAl2O3上での正孔アクセプタを含む太陽電池色素の電子と正孔の超高速移動動力学

Ultrafast electron and hole transfer dynamics of a solar cell dye containing hole acceptors on mesoporous TiO2 and Al2O3
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: 7158-7166  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メソ多孔性TiO2電極中での伝導バンド電子との再結合に抗する色素カチオンの安定性は,色素増感太陽電池での光捕獲を改善する鍵となる性質である。超高速広帯域過渡吸収分光法を用いて,外側に2つのトリアリールアミンアクセプタを有する太陽電池色素E6内で,有効分子内正孔移動を観測した。光励起後に,2つの正孔移動機構を同定した。すなわち電子注入と正孔移動の協奏機能(2.4ps)と時定数3.9psと30psの逐次機構である。正孔を表面から遠ざけるように迅速に移動させることにより,色素はTiO2伝導バンド電子との望ましくない再結合を遅らせる。E6/TiO2表面と溶媒アセトニトリルとの接触は,電子注入と正孔移動動力学にほとんど影響を与えない。寿命530psのラジカルカチオン-ラジカルアニオン種を生成する「非注入」Al2O3表面でも,高速正孔移動(2.8ps)を観測した。このことから,どちらの膜上でもこの色素の分子内正孔移動特性が優れていることを確認した。対照的に,中間の極性の有機溶媒,酢酸メチル内では,分子内正孔移動は起こらない。このことを,正孔移動の駆動力の極性誘導減少を示すTDDFT計算により確認した。酢酸メチル内では,電子的励起状態S1/ICTの溶媒緩和過程を含めて,初期に光励起されたコア発色団の緩和のみが観測された。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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塩基,金属酸化物  ,  太陽電池  ,  有機化合物の電気伝導 
物質索引 (3件):
物質索引
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