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J-GLOBAL ID:201702280871606228   整理番号:17A0443522

低温で成長させたイソタクチックポリプロピレン球晶の異常融解挙動【Powered by NICT】

An abnormal melting behavior of isotactic polypropylene spherulites grown at low temperatures
著者 (7件):
資料名:
巻: 111  ページ: 183-191  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,イソタクチックポリプロピレン(iPP)の異常な融解挙動を偏光光学顕微鏡(POM),温度変調示差走査熱量測定(TMDSC),走査電子顕微鏡(SEM),広角X線回折(WAXD)及び小角X線散乱(SAXS)により調べた。POMで発見された2°Cmin~ 1で加熱した場合,135°Cで等温結晶化させたα-iPP球晶の融解が125°Cで結晶化させたα-iPP球晶の前に起こることをすることができるが,加熱速度は1020または50°Cmin~ 1であった場合は逆であった。一方,ラメラ厚化の発生をその場シンクロトロンSAXSにより明らかにした,135°Cで成長させたα-iPP球晶の初期ラメラ厚さは125°Cで成長させた球晶のそれ以上であることを明らかにすることができ,後者は加熱後ラメラ厚により前者を上回った。一連の実験の後,ラメラ厚化機構は以下,すなわち,球晶融液中の接線ラメラとして記述でき,加熱過程中のラジアルラメラ上の再結晶,より高い完全性を有する非常に厚い半径方向ラメラを生成した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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高分子固体の構造と形態学 
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