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J-GLOBAL ID:201702281025662580   整理番号:17A0402717

機能性ドラッグデリバリーシステムとしての粘土バイオサーファクタント材料:けい皮酸のin vitro放出における減速効果【Powered by NICT】

Clay-biosurfactant materials as functional drug delivery systems: Slowing down effect in the in vitro release of cinnamic acid
著者 (6件):
資料名:
巻: 135  ページ: 567-574  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文の主目的は,新しい界面活性剤で修飾した粘土の調製とキャラクタリゼーションおよびけい皮酸(CA)薬物の経口投与のためのドラッグデリバリーシステムとしてのそれらの適用可能性の評価であった。有機粘土(OC)はK10モンモリロナイト(Mt)粘土への種々の量の生体適合性非イオン性ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸塩界面活性剤(Tween20)を負荷することにより調製し,分光光度法による吸着等温線の構築により特性化した。調製した材料の性能はMt/Tween20有機粘土へのけい皮酸の吸着等温線を収集および模擬胃液(SGF)と腸液(SIF)の両方の放出プロファイルをモニターすることにより検証した。吸着等温線の定量的分析は,ブランクとTween20負荷Mtの両方への芳香族成分の取込は正の協同過程によって支配され,バイオサーファクタントの存在は粘土の負荷効率を増強することを明らかにした。OCのそれと原料モンモリロナイト取込能力を関連付けることによって,バイオサーファクタントの存在は粘土の負荷効率約2倍に増強することを評価した。得られた錯体のXRDキャラクタリゼーションから,調製した有機粘土への薬物の成功したインターカレーションを実証した。in vitro放出研究により得られた非常に有用な情報,粘土と有機粘土の両方からの薬物放出は,遊離薬物の薬物動力学と比較して延長したことを示した。に加えて,ナノキャリア中への界面活性剤のインターカレーションは経口薬投与後のCAの完全な放出を確実にし放出過程の速度論を用いて,製剤の種類,これはCA放出は粘土表面を官能化することにより変調できることを意味しているに強く依存した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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珪酸塩鉱物  ,  固-液界面 

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