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J-GLOBAL ID:201702281197108453   整理番号:17A0367178

気筒ディーゼルエンジンにおける松油/ディーゼル混合物の噴霧,燃焼および放出特性に関する実験的研究【Powered by NICT】

Experimental study on spray, combustion and emission characteristics of pine oil/diesel blends in a multi-cylinder diesel engine
著者 (5件):
資料名:
巻: 153  ページ: 137-148  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0298B  ISSN: 0378-3820  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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マツ油は高発熱量,ディーゼルエンジンのための適切なバイオ燃料となっている。本論文では,噴霧形態,噴霧浸透とマツ油-ディーゼルブレンドの噴霧コーン角などの噴霧特性は一定容積噴霧チャンバを用いて種々の噴射圧力下で調べた。マツ油-ディーゼルブレンドの燃焼とエミッション特性に及ぼす噴射圧力の効果は,中程度のEGR(24.6%)下での四気筒ディーゼルエンジンで実験的に調査した。純ディーゼル(P0)を含む四種の燃料,松根油の三ブレンドとディーゼル燃料P20(20%マツ油及び80%ディーゼル体積),P40(40%マツ油60%ディーゼル体積),P50(体積で50%マツ油と50%ディーゼル)と表示を試験した。著者らの結果は,噴射圧力が増加すると,混合燃料の噴霧浸透は増大したが,噴霧円錐角はわずかに変化することを示した。また噴射圧力の増加に伴って,四混合燃料の燃焼中の熱放出速度と筒内圧力のピーク値は増加し,BSFCは僅かに増加し,煤,COおよびTHCの排出量は減少していたが,NOxエミッションは増加した。純ディーゼルの煤エミッションに及ぼす噴射圧力の増加の影響は混合燃料のそれよりも大きかった。マツ油の混合比が40%を超えると,混合燃料の燃焼からの煤エミッションに及ぼす噴射圧の有益な効果は弱められた。同じ噴射圧力では,P20のBSFCはP0の値にほぼ等しい。マツ油の混合比が増加すると,噴霧浸透及び混合燃料の噴霧コーン角は増加し,これは噴霧プロセスと燃料蒸発を促進した。マツ油の増加比により,シリンダ内圧力および熱放出速度の増加,NOx排出,COおよびTHCの増大と煤の排出のピーク値は劇的に減少した。試験した燃料の燃焼では,全PMの個数濃度と質量濃度は噴射圧力またはブレンドにおけるマツ油の量を増加させることによって減少させることができる。100MPaの噴射圧力では,P50の全PM数濃度と質量濃度は,それぞれ,純粋なディーゼルの値より86.30%と96.55%低かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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