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J-GLOBAL ID:201702281228706041   整理番号:17A0497417

アルキニル化炭素量子ドットにおれる「クリック反応」:特異的バイオセンシングおよびバイオイメージングのための効率的表面官能化

“Click” on Alkynylated Carbon Quantum Dots: An Efficient Surface Functionalization for Specific Biosensing and Bioimaging
著者 (11件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 2171-2178  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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表面官能化は,光ルミネセンス(PL)炭素量子ドット(CQD)などの,ナノ粒子の広範かつ特異的アプリケーションにとって,重要な必要条件であるが,その実行には,大きな課題が残されている。本研究において著者らは,1,1′-カルボニルジイミダゾールの存在下において,プロパルギルアミンによるアミド化を介して,カルボキシルリッチなCQD類よりアルキニル化CQD類を調製した後,銅(I)触媒アルキン-アジド環化付加反応(CuAAC)を用いて,アジド分子ビーコンDNAにより,効率的に修飾した。本研究の概念証明を目的として,DNA修飾CQD類に,金-硫黄結合を介して,金ナノ粒子類(AuNP類,5nm)を結合させた。次に,発光増強を目的として,調製した複合体を一塩基のみがミスマッチしたターゲットの認識試験に供した。同じ官能化戦略を適用して,アルキニル化CQDと,核局在化シーケンス(NLS)を有するペプチドをクリック反応により結合させたところ,このNLS修飾CQD類が,核を特異的に標的化できることを確認した。以上の結果より,非化学量論的な銅カルコゲニドナノクリスタル(nsCuCNC)に触媒されるクリック反応を介することで,CQD類の表面官能化が効率的に行えることから,この手法は,バイオセンシングやバイオイメージングに関する分野において,大きく役立つことが予想される。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (7件):
分類
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生物科学研究法一般  ,  生体の顕微鏡観察法  ,  細胞学一般  ,  細胞生理一般  ,  付加反応,脱離反応  ,  環化反応,開環反応  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子) 

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