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J-GLOBAL ID:201702281338288081   整理番号:17A0182748

牛におけるプレドニゾロン処理を特定するための形態学的検査とトランスクリプトームプロファイリング

Morphological Examination and Transcriptomic Profiling To Identify Prednisolone Treatment in Beef Cattle
著者 (10件):
資料名:
巻: 64  号: 44  ページ: 8435-8446  発行年: 2016年11月09日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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プレドニゾロン(PDN)は,家畜の治療目的での使用は認められているが,しばしば成長促進剤として不法に使用される。体液中のPDNとその代謝産物のLC-MS/MS法による分析は困難である。ここでは,実験的にPDNを投与した肉牛におけるPDNにより誘導される形態学的または生体分子的変化の同定を試みた。8頭の雄フリージアン牛に,30mg/日の酢酸プレドニゾロンを35日間投与し,投与終了6日後に屠殺した。精巣上体および精巣における形態学的および形態計測的変異を評価した。また,骨格筋と精巣における末梢血単核細胞(PBMC)でのトランスクリプトーム変化を調べた。その結果,PDN処理動物では,精巣上体での精子数が減少し,場合によっては全く存在しなかった。精巣ではセリン/スレオニンキナーゼ11(STK11)遺伝子発現のダウンレギュレーションが検出された。DNAマイクロアレイ解析により,骨格筋と精巣において計133個の差次的発現遺伝子が明らかになり,PBMC中では投与終了時と屠殺時にそれぞれ907個および1416個が明らかになった。精巣上体の組織学的検査は,PDN処理の有望なマーカーになると考えられた。さらに,PBMCにおけるトランスクリプトームの特徴は,違法なPDN処理の監視に役立つ。
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分類 (3件):
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牛  ,  動物用医薬品  ,  遺伝子発現 
物質索引 (1件):
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