文献

J-GLOBAL ID：201702281373810716   整理番号：17A0370050

Festuca arundinaceaとセルロース分解のモニタリングに及ぼすリグニン抽出のためのオルガノソルブプロセスの理解【Powered by NICT】

Comprehension of an organosolv process for lignin extraction on Festuca arundinacea and monitoring of the cellulose degradation

著者 (7件)： Schmetz Quentin (Unit of Biological and Industrial Chemistry, Gembloux Agro-Bio Tech-University of Liege, Passage des Deportes, 2-B-5030 Gembloux, Belgium) ,  Maniet Guillaume (Unit of Biological and Industrial Chemistry, Gembloux Agro-Bio Tech-University of Liege, Passage des Deportes, 2-B-5030 Gembloux, Belgium) ,  Jacquet Nicolas (Unit of Biological and Industrial Chemistry, Gembloux Agro-Bio Tech-University of Liege, Passage des Deportes, 2-B-5030 Gembloux, Belgium) ,  Teramura Hiroshi (Department of Chemical Science and Engineering, Graduate School of Engineering, Kobe University, 1-1 Rokkodaicho, Nada-ku, Kobe, Hyogo 657-8501, Japan) ,  Ogino Chiaki (Department of Chemical Science and Engineering, Graduate School of Engineering, Kobe University, 1-1 Rokkodaicho, Nada-ku, Kobe, Hyogo 657-8501, Japan) ,  Kondo Akihiko (Department of Chemical Science and Engineering, Graduate School of Engineering, Kobe University, 1-1 Rokkodaicho, Nada-ku, Kobe, Hyogo 657-8501, Japan) ,  Richel Aurore (Unit of Biological and Industrial Chemistry, Gembloux Agro-Bio Tech-University of Liege, Passage des Deportes, 2-B-5030 Gembloux, Belgium)
資料名： Industrial Crops and Products  (Industrial Crops and Products)
巻： 94  ページ： 308-317  発行年： 2016年 
JST資料番号： W0732A  ISSN： 0926-6690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電流社会は再生エネルギーによる化石資源を部分的に置換する必要があると考えられている。多くの溶液の中で,一つの方法はリグノセルロース系バイオマスを含むバイオリファイナリーの開発であるバイオベース物質と燃料を生成した。本研究では,トールフェスク(Festuca arundinacea Schreb.)からの高純度リグニン抽出のための複雑なリグノセルロース構造を破壊するために設計されたオルガノソルブ処理の理解に焦点を当てた。草は西ヨーロッパへの関心の高まりから利益を得てバイオリファイナリーの原料として示唆されている。しかし,高純度リグニン生産のための材料としての利用はまだ決定されていない。エタノール/水,H_2SO_40 32Mと92/8%[v/v]を通常の加熱(30分間及び148°Cで安定化された5°Cmin~ 1から5分間)下でパイロット規模で研究した。沈殿リグニンはサイドストリーム生成物(回収されたセルロースパルプと水性加水分解物)の組成と同様に分析した。リグニンを60%の収率で90%の純度レベルで回収された。主な汚染物質は窒素含有化合物でありヘミセルロースを分解した。2D-HSQC NMR(二次元異核単一量子相関核磁気共鳴)は,フェルラ酸およびクマラート関数とアラビノキシランの共抽出を明らかにした。セルロースは60%の収率で純度53%で回収された。条件はトールフェスクのあまりにも過酷であるように見えるとかなりの量のセルロース分解をもたらした。低級アルコール濃度を用いたプロセスはセルロースとリグニンの良好な収率を提供するために開発されるであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： バイオマス ,  *トールフェスク ,  沈殿 ,  再生エネルギー ,  *セルロース ,  ヘミセルロース ,  *リグニン ,  純度 ,  リグノセルロース ,  フェノール類 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  フェノールエーテル
準シソーラス用語： アラビノキシラン ,  HSQC ,  加水分解物 ,  バイオリファイナリー ,  *セルロース分解 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： バイオ精製 ,  リグニン ,  エタノール ,  オルガノソルブ ,  トールフェスク

分類 (2件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： フェルラ酸

タイトルに関連する用語 (5件)： Festuca ,  セルロース分解 ,  モニタリング ,  リグニン ,  理解