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J-GLOBAL ID:201702281589645890   整理番号:17A0212697

Gardnerella vaginalisによる樹状細胞の軽度炎症促進性免疫調節特性: 細菌性膣炎の”透明人間”?

Slight Pro-Inflammatory Immunomodulation Properties of Dendritic Cells by Gardnerella vaginalis: The (Invisible Man) of Bacterial Vaginosis?
著者 (11件):
資料名:
巻: 2016  ページ: 9747480 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7019A  ISSN: 2314-8861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生殖年齢女性における最も一般的生殖器感染症である細菌性膣炎(BV)は性交感染リスク上昇と相関する。その病因は依然として不明で,特に膣生態系のBV変化の特徴である嫌気性細菌Gardnerella(G.) vaginalisの役割は不明である。生殖器粘膜において,樹状細胞(DC)は受容体を介して微小環境の細菌を感知し,次いで異なるT細胞サブタイプを誘導して免疫応答を調節する。広範囲の細菌濃度(0.01~100)とPHA誘発リンパ球増殖に対する本病原体の影響よりG.vaginalisとヒト単球由来DC間の相互作用を検討した。電子顕微鏡及びサイトメトリーでの観察のごとく,G.vaginalisは極早期DC成熟状態を維持する最高用量を除いて,細胞外クラスターの形成によりDCの内在化能力を低下させ,DC成熟またはサイトカイン分泌を誘導しなかった。リンパ球の増殖及びサイトカイン分泌の同様の有意な増加が最高細菌濃度でのみ観察された。本知見は,G.vaginalisはDC及びT細胞に対してわずかな免疫刺激活性を示し,したがって炎症応答欠陥を反映した非定型,非炎症性または低炎症性の臨床疾患プロファイルを生じることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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婦人科・産科の基礎医学  ,  感染免疫 

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