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J-GLOBAL ID：201702281848639736   整理番号：17A0835895

Bacillus subtilis胞子に提示されるClostridium thermocellumエステラーゼに対するリンカー長と可塑性の影響

Effect of Linker Length and Flexibility on the Clostridium thermocellum Esterase Displayed on Bacillus subtilis Spores

著者 (9件)： CHEN Huayou (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  CHEN Huayou (East China Univ. Sci. and Technol., Shanghai, CHN) ,  WU Bangguo (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  ZHANG Tianxi (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  JIA Jinru (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  LU Jian (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  CHEN Zhi (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  NI Zhong (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  TAN Tianwei (Beijing Univ. Chemical Technol., Beijing, CHN)
資料名： Applied Biochemistry and Biotechnology  (Applied Biochemistry and Biotechnology)
巻： 182  号： 1  ページ： 168-180  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： E0344C  ISSN： 0273-2289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者等は以前,融合パートナーとしてCotBアンカー蛋白質を用いて,組換体Bacillus subtilis胞子表面でのClostridium thermocellum由来のエステラーゼについて記述した。本研究では,このような蛋白質ドメインを効率的に分離して機能を保持するために適切なリンカーを発見することを目的に,融合蛋白質に挿入する10リンカーを選択して組換体胞子活性に対する温度,pHと有機溶媒の効果を調査した。長くてかつ可塑性の高いリンカーは,短いか強固なリンカーと比較して,胞子表面に提示したエステラーゼの生物活性と安定性を著しく改良したことを示した。効率的な生物活性と発現収量に向けて,提示されるエステラーゼのリンカーの設計において長さ,可塑性,電荷とアミノ酸組成を考慮することが重要であることを見いだした。従って,融合蛋白質における適切なリンカーの利用選択は,生物化学産業で用いられる厳しい条件下で維持される活性な酵素の生産に大きな影響を与える可能性を示唆する。

シソーラス用語： 枯草菌 ,  胞子 ,  Clostridium thermocellum ,  *エステル結合ヒドロラーゼ ,  熱安定性 ,  酵素活性度 ,  鎖長効果 ,  *融合タンパク質 ,  *アダプタータンパク質 ,  アミノ酸組成 ,  電荷 ,  溶媒効果 ,  塑性 ,  *安定性
準シソーラス用語： *アンカー蛋白質 ,  リンカ ,  *酵素安定性 ,  *微生物酵素

分類 (2件)： 酵素の応用関連  (EB09100B) ,  微生物酵素の生産  (FK03030L)

タイトルに関連する用語 (6件)： Bacillus ,  胞子 ,  Clostridium ,  エステラーゼ ,  リンカー ,  可塑性