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J-GLOBAL ID:201702282121713592   整理番号:17A0341161

ヤマモモMyrica rubraの葉が5-リポキシゲナーゼ(5-LOX)/シクロオキシゲナーゼ(COX)の両方の阻害剤の原料となる可能性

Myrica rubra leaves as a potential source of a dual 5-LOX/COX inhibitor
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巻: 28  号: 1-2  ページ: 343-353  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: W0037A  ISSN: 0954-0105  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中国では炎症性の疾患の治療にヤマモモMyrica rubraの葉が伝統的に使用されてきた。近年,抗炎症作用を高め,かつ,心臓血管と胃腸に及ぼす副作用を軽減するために,アラキドン酸カスケードに関わるシクロオキシゲナーゼ(COX-1,COX-2)と5-リポキシゲナーゼ(5-LOX)の両方を阻害する物質が探索されている。本研究では,in vitroの酵素アッセイにより,4種の溶媒によるヤマモモ抽出物のプロスタグランジンE2(PGE2)の生産に関わるCOX-1,COX-2に対する阻害活性,およびロイコトリエンB4(LTB4)の生産に関わる5-LOXに対する阻害活性を調べた。ヤマモモの葉のエタノール抽出物は,COX-1とCOX-2,および5-LOXを阻害した。エタノール抽出物の酢酸エチル画分はCOX-1,COX-2,および5-LOXに対して阻害活性を示し,それぞれに対するIC50は3.29μg/mL,2.54μg/mL,8.30μg/mLであった。また,エタノール抽出物のn-ブタノール画分と水画分は選択的COX-1阻害活性を示し,それぞれのIC50は1.07μg/mL,0.71μg/mLであった。選択的COX-1阻害物質は心血管疾患および神経変性疾患の予防に用いることができると考えられた。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消炎薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  酵素生理 

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