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J-GLOBAL ID：201702282152835689   整理番号：17A0150068

境界面グラフェンのラマンマッピングによる癌細胞の活動亢進と膜双極性観察:非侵襲的癌診断に向けて

Cancer Cell Hyperactivity and Membrane Dipolarity Monitoring via Raman Mapping of Interfaced Graphene: Toward Non-Invasive Cancer Diagnostics

著者 (5件)： KEISHAM Bijentimala (Univ. Illinois at Chicago, Illinois, USA) ,  COLE Arron (Univ. Illinois at Chicago, Illinois, USA) ,  NGUYEN Phong (Univ. Illinois at Chicago, Illinois, USA) ,  MEHTA Ankit (Univ. Illinois at Chicago, Illinois, USA) ,  BERRY Vikas (Univ. Illinois at Chicago, Illinois, USA)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 8  号： 48  ページ： 32717-32722  発行年： 2016年12月07日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 簡単で非侵襲的なラマン画像による初期段階の癌診断装置を開発した。検出はグラフェン基板に固定した多形膠芽腫(GBM)の培養により,対照として星状細胞を使った。グラフェンのフォノンの面内振動の超高感度の二次倍音により,単一癌細胞の活動の検出が容易になった。GBM細胞の細胞電位は星状細胞と比べ,著しく高いことが分かった。このことは,GBM細胞膜のシアル酸密度がより高いことに起因したと推定された。更に,培地上におけるGBMの解糖誘導の過活動の影響も確認した。以上の結果は,転移性腫瘍を含む他の癌細胞型の活動を研究し,それらの様々な悪性度を特徴づけるため利用可能であろう。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *神経膠腫 ,  フォノン ,  星状細胞 ,  診断用機器 ,  倍音 ,  アミノ糖 ,  電気陰性度 ,  酸性度 ,  解糖 ,  画像処理 ,  活性
準シソーラス用語： Ramanイメージング ,  シアル酸 ,  *多形膠芽腫 ,  非侵襲診断装置 ,  細胞活性

分類 (1件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 境界面 ,  グラフェン ,  癌細胞 ,  活動亢進 ,  観察 ,  非侵襲的 ,  癌診断