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J-GLOBAL ID：201702282287250369   整理番号：17A0222257

オレフィンのエポキシ化およびアルカン水酸基化反応における単核非ヘム高スピン鉄(III)-アルキルペルオキソ錯体

Mononuclear Nonheme High-Spin Iron(III)-Acylperoxo Complexes in Olefin Epoxidation and Alkane Hydroxylation Reactions

著者 (7件)： WANG Bin (Ewha Womans Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Yong-Min (Ewha Womans Univ., Seoul, KOR) ,  CLEMANCEY Martin (Univ. Grenoble Alpes, Grenoble, FRA) ,  SEO Mi Sook (Ewha Womans Univ., Seoul, KOR) ,  SARANGI Ritimukta (Stanford Univ., California, USA) ,  LATOUR Jean-Marc (Univ. Grenoble Alpes, Grenoble, FRA) ,  NAM Wonwoo (Ewha Womans Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 138  号： 7  ページ： 2426-2436  発行年： 2016年02月24日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属酵素および金属錯体による触媒酸化反応における反応性中間体の性質は,何十年もの間議論の対象であった。この高い反応性中間体を同定する方法の1つは,中間体の生体模倣化合物を合成して,これを用いて反応性を直接研究することである。ここでは,メチル化サイクラムリガンド含有単核非ヘム高スピン鉄(III)-アルキルペルオキソ錯体を合成して,分光的にキャラクタリゼーションした。次いで,オレフィンエポキシド化やアルケン水素化などの酸素化反応の反応性を調査した。合成した錯体は,オレフィンエポキシド化やアルケン水素化に高い反応性を示した。また,この錯体の反応性は,非ヘム鉄(IV)-オキソ錯体のものとは非常に異なることを見出した。

シソーラス用語： アルケン ,  *エポキシ化 ,  アルカン ,  高スピン状態 ,  *鉄錯体 ,  アルキルラジカル ,  *ペルオキソ錯体 ,  金属酵素 ,  水素化 ,  ヒドロキシ基 ,  メチル化 ,  接触酸化 ,  鉄触媒 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： エポキシド化 ,  オレフィン ,  触媒酸化 ,  水酸基 ,  単核錯体 ,  *非ヘム鉄

分類 (1件)： 酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (5件)： サイクラム ,  (2R,3S)-1,3-ジフェニル-2,3-エポキシ-1-プロパノン ,  (2S,3R)-1,3-ジフェニル-2,3-エポキシ-1-プロパノン ,  (1S,2S)-1,2-ジメチルシクロヘキサノール ,  (1R,2S)-1,2-ジメチルシクロヘキサノール

タイトルに関連する用語 (9件)： オレフィン ,  エポキシ化 ,  アルカン ,  水酸基 ,  核 ,  ヘム ,  鉄 ,  キル ,  ペルオキソ錯体