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J-GLOBAL ID：201702282357674448   整理番号：17A0883666

捕獲されたチンパンジーにおける食事と毛/排便の間での炭素と窒素の安定同位体オフセット【Powered by NICT】

Carbon and nitrogen stable isotopic offsets between diet and hair/feces in captive chimpanzees

著者 (5件)： Tsutaya Takumi (Graduate School of Science, Kyoto University, Kyoto, Kyoto, 606-8502, Japan) ,  Fujimori Yui (Japan Monkey Centre, Inuyama, Aichi, 484-8506, Japan) ,  Hayashi Misato (Primate Research Institute, Kyoto University, Inuyama, Aichi, 484-0081, Japan) ,  Yoneda Minoru (The University Museum, The University of Tokyo, Bunkyo, Tokyo, 113-0033, Japan) ,  Miyabe-Nishiwaki Takako (Primate Research Institute, Kyoto University, Inuyama, Aichi, 484-0081, Japan)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 31  号： 1  ページ： 59-67  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 根拠:組織と食事の間の安定同位体オフセットの推定は食事再構成のために重要である。チンパンジー(Pan troglodytes)の安定同位体研究が増加しているが,チンパンジーの同位体オフセットは研究されていない。本研究では,毛髪および糞便中の炭素と窒素の安定同位体オフセット値は13匹の捕獲チンパンジーのため初めて測定した。【方法】全ての摂取される食品アイテムと量を1週間,各個人に対して記録した。食品試料は典型的に三回採取し,毛髪は実験週後3週間採取し,糞便を実験週の間,適宜に食物を採取した。安定炭素と窒素同位体比を元素分析計-同位体比質量分析(EA IRMS)を用いて測定した。【結果】モンテカルロ解析の結果,毛と食事間で測定された炭素と窒素のオフセットは,+3.0 3.9‰と95%信頼区間(CI)のための,それぞれ,2.8から+3.7‰であった。炭素の95%CIsと糞便と食事の窒素オフセット値は 1.6~0.0‰と+1.2+2.7‰であった。【結論】はこれらのオフセット値は一般的に以前の研究で報告されている他の霊長類種のものと一致した。しかし,食物と生理的因子によるオフセット値の電位変動は,将来的に詳細に研究すべきである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *窒素 ,  信頼区間 ,  *同位体 ,  *チンパンジー ,  *安定同位体 ,  *捕獲 ,  排便 ,  元素分析 ,  *オフセット ,  電位 ,  食品 ,  *炭素 ,  モンテカルロ法 ,  再構成
準シソーラス用語： 窒素安定同位体比 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 有機物質中の元素の物理分析  (CC03032S)

タイトルに関連する用語 (9件)： 捕獲 ,  チンパンジー ,  食事 ,  毛 ,  排便 ,  炭素 ,  窒素 ,  安定同位体 ,  オフセット