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J-GLOBAL ID：201702285755252496   整理番号：17A0182921

非ヘム鉄(IV)-オキソ錯体が促進するアリール1-メチル-1-フェニルエチルスルフィドの酸化における電子伝達機構:酸素リバウンドプロセスの速度

Electron Transfer Mechanism in the Oxidation of Aryl 1-Methyl-1-phenylethyl Sulfides Promoted by Nonheme Iron(IV)-Oxo Complexes: The Rate of the Oxygen Rebound Process

著者 (7件)： BARBIERI Alessia (Universita degli Studi di Roma “La Sapienza”, Rome, ITA) ,  DEL GIACCO Tiziana (Universita di Perugia, Perugia, ITA) ,  DI STEFANO Stefano (Universita degli Studi di Roma “La Sapienza”, Rome, ITA) ,  LANZALUNGA Osvaldo (Universita degli Studi di Roma “La Sapienza”, Rome, ITA) ,  LAPI Andrea (Universita degli Studi di Roma “La Sapienza”, Rome, ITA) ,  MAZZONNA Marco (Universita degli Studi di Roma “La Sapienza”, Rome, ITA) ,  OLIVO Giorgio (Universita degli Studi di Roma “La Sapienza”, Rome, ITA)
資料名： Journal of Organic Chemistry  (Journal of Organic Chemistry)
巻： 81  号： 24  ページ： 12382-12387  発行年： 2016年12月16日 
JST資料番号： C0328A  ISSN： 0022-3263  CODEN： JOCEAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [(N₄Py)Fe^IV=O]²⁺および[(Bn-TPEN)Fe^IV=O]²⁺が引き起こすアリール1-メチル-1-フェニルエチルスルフィドの酸化過程を探索した。この反応は,非ヘム鉄(IV)-オキソ錯体の作用によりスルフィドから生成するスルフィドカチオンのCα-S結合開裂によるフラグメンテーションが関与する。この酸化反応は電子移動-酸素リバウンド(ET-OT)機構により進行した。この時の酸素リバウンド速度定数(k_OT)をフラグメンテーション速度定数から計算し,0.8×10⁴~3.5×10⁴秒^-1であることを明らかにした。

シソーラス用語： 鉄 ,  オキソ錯体 ,  スルフィド ,  *酸化 ,  電子移動 ,  電子伝達系 ,  *反応速度定数 ,  *鉄錯体 ,  ラジカルイオン ,  閃光分解
準シソーラス用語： レーザーフラッシュフォトリシス ,  酸化反応 ,  電子伝達 ,  非ヘム鉄

分類 (3件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  反応速度論・触媒一般  (CB06010G) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (9件)： 2-フェニルプロパン-2-オール ,  ビス(4-メトキシフェニル)ペルジスルフィド ,  ビス(4-メチルフェニル)ペルジスルフィド ,  ジフェニルペルジスルフィド ,  ビス[4-(トリフルオロメチル)フェニル]ペルジスルフィド ,  (1-メチル-1-フェニルエチル)(4-メトキシフェニル)スルホキシド ,  (1-メチル-1-フェニルエチル)(4-メチルフェニル)スルホキシド ,  (1-メチル-1-フェニルエチル)フェニルスルホキシド ,  (1-メチル-1-フェニルエチル)[4-(トリフルオロメチル)フェニル]スルホキシド

タイトルに関連する用語 (9件)： 非ヘム鉄 ,  オキソ錯体 ,  促進 ,  フェニルエチルスルフィド ,  酸化 ,  電子伝達 ,  酸素 ,  リバウンド ,  プロセス