文献
J-GLOBAL ID:201702285820205547   整理番号:17A0255113

統合薬理学的アプローチによる代謝症候群の治療における漢方処方の機構の系統的理解

Systematic Understanding of Mechanisms of a Chinese Herbal Formula in Treatment of Metabolic Syndrome by an Integrated Pharmacology Approach
著者 (6件):
資料名:
巻: 17  号: 12  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
代謝症候群(MS)は世界中の健康問題となりつつある。有名な伝統的漢方処方,温胆湯(WDD)は中国で診療においてMSに関連する症候群を軽減するため,広範に利用されている。しかし,その薬理学的気候は未だはっきりしない。本研究において,MS治療におけるWDDの作用の多成分および多標的機構を解明するため,ケモミクス,主成分分析,分子ドッキングシミュレーション,そしてネットワーク分析を統合した包括的アプローチを確立した。WDD中の化合物が,MS薬に比較して化学的多様性,複雑性そして薬らしさを保持することを見出した。WDD中の5つの薬草の217の化合物に強い結合親和性を持つ6つの核内受容体を得た。ネットワークパラメーターにより,標的および薬草の重要な役割も明らかにした。Radix Glycyrrhizae Preparata由来の5つの化合物は6つ全ての標的をヒットでき,このことは新しいMS薬のスクリーニングを助けうる。経路ネットワーク分析は,WDDの主要な薬理学的効果が脂質およびグルコース代謝の維持,抗癌活性,免疫調節および肝臓保護効果にあるかもしれないことを立証した。本研究はMS治療の間のWDDの多成分,多標的そして多経路機構の理解のための包括的システムアプローチを提供した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  分子・遺伝情報処理 

前のページに戻る