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J-GLOBAL ID:201702285866809229   整理番号:17A0497422

最初のりん光性CuI錯体に導く2原子π-発光団としての環状アルキル(アミノ)カルベン

A Cyclic Alkyl(amino)carbene as Two-Atom π-Chromophore Leading to the First Phosphorescent Linear CuI Complexes
著者 (5件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 2206-2216  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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環状アルキル(アミノ)カルベン(CAACMe:(2,6-ジ-イソプロピルフェニル)-3,3,5,5-テトラメチル-2-ピロリジン-1-イリデン)配位子を持つ一連の線状および3角錐状Cu(I)錯体シリーズのメンバーは対応する窒素複素環式カルベン(NHC)錯体:[CuCl(IDipp)],[Cu(IDipp)2]PF6;IDipp:1,3-ビス(2,6-ジ-イソプロピルフェニル)イミダゾール-2-イリデン),に比較して驚くべき光物理的性質を示した。線状NHC錯体[CuX(NHC)]はほぼ非発光性であるが,[CuX(CAAC)](X=Cl,Br,I)および[Cu(CAAC)2]PF6は,三重項励起状態から青色から緑色域で非常に明るく発光した(固体状態での量子収量~65%)。πアクセプタはただカルベンC原子とN原子のみで他のπ共役を含まないにもかかわらずであった。[Cu(CAAC)2]PF6は今日までのキャラクタライズされた中で最も速く放射遷移するCu1系三重項状態発光体で,熱的に活性化された遅延蛍光(TADF)を示さず,固有寿命=10.6μs,kr(T1→S0)=9.4×104s-1はPtII-およびIrIII系発光体に匹敵した。このような線状銅CAAC錯体のデバイス中での安定性テストのため有機発光体(OLED)に適用した。[CuCl(CAACMe]をマトリクス:市販ポリスピロビフルオレンコポリマ(SPB-02T)にドープしたOLEDは5.0~7.5Vでエレクトロルミネセンスを示した。CAACはCuIベースの蛍光エミッタのために適当なπ発色団であり,材料科学にこのクラスの配位子の利用可能性が示された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  ピロール  ,  錯体のルミネセンス  ,  分子の電子構造  ,  発光素子 
物質索引 (2件):
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