文献

J-GLOBAL ID：201702285886719833   整理番号：17A0703054

ホルモノネチンはヒト膀胱癌細胞の増殖を阻害し,miR-21とPTENの調節を介して腫瘍侵襲性【Powered by NICT】

Formononetin inhibits human bladder cancer cell proliferation and invasiveness via regulation of miR-21 and PTEN

著者 (6件)： Wu Yiying (Department of Pharmacology, School of Pharmacy, Chengdu Medical College, Chengdu 610083, China) ,  Zhang Xing ,  Li Zhengzhao ,  Yan Haibiao ,  Qin Jian ,  Li Tianyu
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 8  号： 3  ページ： 1061-1066  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イソフラボンホルモノネチンはAstragalus membranaceusの主要な活性成分であり,抗腫瘍特性を有していた。しかし,ヒト膀胱癌(BCa)におけるホルモノネチンの役割は完全には解明されていない。本研究の目的は,BCa細胞とその潜在的分子機構に関するホルモノネチンの抗腫瘍作用を調べることであった。T24細胞を,異なる濃度のホルモノネチンで処理し,細胞増殖はMTTアッセイ,ヘキスト33258染色アッセイにより細胞アポトーシス,トランスウェル侵入アッセイにより細胞浸潤,リアルタイムPCRによるミクロRNA 21(miR 21)発現およびウェスタンブロット法によるホスファターゼとテンシンホモログ(PTEN)とAktのリン酸化ホモログ(p Akt)の蛋白質レベルで評価した。結果はホルモノネチンはT24細胞の増殖を阻害した時間及び用量依存的にすることを示した。ホルモノネチンで処理したT24細胞はアポトーシスと低侵襲の明らかな形態学的変化を示した。さらに,miR-21の発現は,PTENの増加により,ホルモノネチン処理T24細胞とp-Aktのダウンレギュレーションを有意に減少した。まとめると,これらの結果はホルモノネチンは,in vitroでBCaの抗発癌効果を発揮することを示唆する,これはPTEN/Akt経路のmiR 21介在調節によると考えられた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： リン酸化 ,  ウェスタンブロット法 ,  抗腫瘍作用 ,  ダウンレギュレーション ,  *ヒト ,  in vitro実験 ,  アポトーシス ,  *膀胱腫瘍 ,  細胞増殖 ,  フェノール類 ,  酸素複素環化合物 ,  イソフラボノイド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： Akt/蛋白質キナーゼB ,  マイクロRNA ,  T24細胞 ,  *PTEN ,  *miR-21 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： ホルモノネチン

タイトルに関連する用語 (10件)： ホルモノネチン ,  ヒト ,  膀胱癌細胞 ,  増殖 ,  阻害 ,  miR-21 ,  PTEN ,  調節 ,  腫瘍 ,  侵襲性