文献
J-GLOBAL ID:201702286040899417   整理番号:17A0718153

コロンビアのイネ(Oryza spp.)近縁野生作物における外来遺伝子流動の分布,遺伝多様性及び潜在的時空間規模

Distribution, genetic diversity and potential spatiotemporal scale of alien gene flow in crop wild relatives of rice (Oryza spp.) in Colombia
著者 (5件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 10:13 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U7002A  ISSN: 1939-8425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景)イネの近親野生作物(CWR)は,高収量を生産し,気候変化の影響に対抗し,害虫及び病害に抵抗する栽培イネ(Oryza sativa及びO. glaberrima)の能力を高めるのに寄与する重要形質を保持する。しかし,これらの品種の遺伝資源はまったく代役を務めていないため,将来にin situ及びex situ源からの入手が困難な状態にある。本稿は,コロンビアで発生することが知られている4つのイネCWR(O.glumaepatula,O.alta,O.grandiglumis及びO.latifolia)の遺伝多様性の分布を評価する。更にまた,GMイネからそのCWRへの潜在的時空間規模の遺伝子流動の可能性を評価するために,現在及び予測された将来の気候条件下の両方で栽培及び野生イネに適した生息地帯間のオーバーラップ度を推定した。(結果)この結果は,観察された遺伝多様性及び構造の一部,少なくとも大部分の網羅的に試料採取した種は,氷期及び後氷期レンジの動態で説明が可能であることを示唆する。更にまた,気候変化の予想される影響力ならびにCWR及びGMイネの個体群間の潜在的時空間規模の遺伝子流動の評価において,イネ及び4つのCWRを栽培する現在及び将来の好適な地域間に顕著な重複を見出す。気候変化が,イネCWRに与える比較的に限定的な負の影響をもつことが予測され,結果的に3つの種が将来の分布範囲を拡大する機会を示す。(結論)仮定(i)保護地帯におけるCWR集団の希薄な存在,(ii)栽培イネ及び4つのCWRの間に強い適合性重複,(iii)外来遺伝子流動を予防するために管理領域及び制御領域の複雑度すると,第1優先度は全CWR種の代表的なex situ収集を構築する必要がある。栽培イネとコロンビアCWRの間の遺伝子流動の規模と拡がりへの圃場条件下の研究不在において,効果的なin situ保存は,大部分の遺伝的に多様なCWR集団を保持する地帯のオーダーメイドの管理植物及びGMイネ栽培の排除によって最良が達成できるかもしれない。これは,イネが現在及び将来の気候条件下で栽培される可能性がない場合に好適な地域への集団の移住と組み合わせることができるかもしれない。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  異種生物間相互作用 

前のページに戻る