文献

J-GLOBAL ID：201702286076414328   整理番号：17A0606026

OTCにおけるKrollプロセスによるスポンジチタンの製造法

Titanium Sponge Production Method by Kroll Process at OTC

著者 (4件)： Nakamura Kotaro (Osaka Titanium Technologies Co., Ltd.) ,  Iida Takahiro (Osaka Titanium Technologies Co., Ltd.) ,  Nakamura Nobuo (Osaka Titanium Technologies Co., Ltd.) ,  Araike Tadao (Osaka Titanium Technologies Co., Ltd.)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 58  号： 3  ページ： 319-321(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スポンジチタンは,工業的にKrollプロセスによって製造されている。OTC(Osaka Titanium Technologies Co.)は1952年以来,Krollプロセスでスポンジチタンを製造しており,現在では年間40,000tのスポンジチタン製造能力を持っている。Krollプロセスで製造されたスポンジチタンは広く利用されているが,航空機部品に利用されるものはプレミアム品質(PQ)グレードにランク付けされ,高い信頼性を要求されるためにOTCを含む少数のメーカーだけが製造を行っている。PQグレードのスポンジチタンの需要が増加しているため,Krollプロセスにおけるコスト削減が要求されている。OTCは,中~低品位原料を使用して,世界最大のスポンジケーキを生産し,生産性を向上させることによってコスト削減を実現した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *スポンジチタン ,  熱化学反応 ,  *非鉄製錬 ,  品質 ,  信頼性 ,  原価低減 ,  生産性 ,  部品 ,  航空機 ,  非鉄冶金 ,  原料 ,  低品位鉱 ,  生産性向上 ,  チタン鉱 ,  製造原価 ,  カソード還元 ,  塩化チタン ,  電解 ,  塩化マグネシウム
準シソーラス用語： *クロール法 ,  *Kroll法 ,  航空機部品

著者キーワード (2件)： titanium sponge ,  Kroll process

分類 (1件)： 製錬  (WD02030A)

引用文献 (7件)：

• 1) T. Hyodo et al.: Journal of MMIJ 123 (2007) 698-703. 10.2473/journalofmmij.123.698
• 2) A. Moriya et al.: Shigen-to-Sozai 109 (1993) 1164-1169. 10.2473/shigentosozai.109.1164
• 3) T. Ikeshima, J. Iseki and T. Naritomi: Bulletin of the Japan Institute of Metals 24 (1985) 573-580. 10.2320/materia1962.24.573
• 4) J. Iseki et al.: Energy and Resources 6 (1985) 58-63.
• 5) T. Noda et al.: Bulletin of the Japan Institute of Metals 30 (1991) 150-160. 10.2320/materia1962.30.150

タイトルに関連する用語 (4件)： OTC ,  プロセス ,  スポンジチタン ,  製造法