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J-GLOBAL ID:201702286181800998   整理番号:17A0185590

観測と化学-気候モデルシミュレーションにおける1960~1980年の南極オゾン枯渇

Antarctic ozone depletion between 1960 and 1980 in observations and chemistry-climate model simulations
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巻: 16  号: 24  ページ: 15619-15627 (WEB ONLY)  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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1980年は,オゾン層破壊物質(ODS)の排出に影響されないと推定される条件に南極オゾンを戻すためのベンチマークとして頻繁に使用されており,1980年頃に人為起源のオゾン層破壊が南極で始まったことを意味する。1980年以前の南極オゾン枯渇を1960~2000年の遷移的化学気候モデル(CCM)シミュレーションからの出力を用いて検討し,オゾン層破壊物質濃度の観測値との関連で規定された。回帰モデルを使って,1980年以前のCCMモデル化及び観測された南極全気柱オゾンの変化をハロゲン駆動化学物質に帰属させた。冬季南極オゾンは,年々変動する及びモデルごとに異なる力学的過程によって強く影響を受けた。しかし,オゾンに対する力学的・化学的影響を分離すると,すべてのモデルは,一貫して,1960~1980年の南極のオゾンの長期的なハロゲン誘発の負傾向を示した。1960~1980年の人為起源的に駆動されたオゾン損失は,1960~2000年の人為起源的オゾン損失の26.4±3.4と49.8±6.2%の間にあった。オゾン観測から,56.4±6.8%のより強いオゾン減少さえも推定された。観測及び17CCMsからのシミュレーションのこの解析は,南極オゾンの1980年値への復帰が有効なマイルストーンとして残るが,マイルストーンは,ODSsの影響から南極オゾン層の完全な回復を示すものでは無いことを確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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対流圏・成層圏の地球化学  ,  気圏環境汚染 
タイトルに関連する用語 (5件):
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