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J-GLOBAL ID：201702286236075409   整理番号：17A0308427

コムギmiRNAの特性化とカドミウムストレスに応答するそれらの標的遺伝子【Powered by NICT】

Characterization of wheat miRNAs and their target genes responsive to cadmium stress

著者 (6件)： Qiu ZongBo (College of Life Sciences, Henan Normal University, Xinxiang 453007, PR China) ,  Hai BenZhai (College of Life Sciences, Henan Normal University, Xinxiang 453007, PR China) ,  Hai BenZhai (College of Information Engineering, Wuhan University of Technology, Wuhan 430070, PR China) ,  Guo JunLi (College of Life Sciences, Henan Normal University, Xinxiang 453007, PR China) ,  Li YongFang (College of Life Sciences, Henan Normal University, Xinxiang 453007, PR China) ,  Zhang Liang (College of Life Sciences, Henan Normal University, Xinxiang 453007, PR China)
資料名： Plant Physiology and Biochemistry  (Plant Physiology and Biochemistry)
巻： 101  ページ： 60-67  発行年： 2016年04月 
JST資料番号： W1643A  ISSN： 0981-9428  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： フランス (FRA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 数マイクロRNAを種々の金属ストレスに対する植物の応答において重要な調節的役割を果たすことが示されている。しかし,コムギで利用可能であるmiRNA,特にカドミウム(Cd)ストレスに応答するmiRNAについての情報は少ない。Cdストレスへの応答におけるmiRNAの役割を調べるために,コムギ実生は6 12 24および48時間で250μMのCd溶液を行い,形態学的および生理学的変化の分析並びに五miRNAとそれらの対応する標的の発現を行った。著者らの結果は,miRNAとそれらの標的は,Cdストレスに曝露されたコムギ苗の葉と根で特異的に発現することを示した。miR398は,Cdストレスに関与するその標的CSDを調節することにより酸化ストレス耐性に関与するかもしれない。研究した十のmiRNAターゲット対の中で,九対は,Cdストレスに曝露されたコムギ苗の葉と根における複雑な調節関係を示した。これらの知見は,miRNAがコムギにおけるCdストレスシグナル伝達応答の仲介に関与していることを示唆した。miRNAの特性化とCd曝露への応答に関連した標的が植物の重金属耐性の分子機構を理解するための枠組みを提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *カドミウム ,  酸化ストレス ,  実生 ,  *キャラクタリゼーション ,  モルフォロジー ,  生理学 ,  *コムギ ,  分子機構 ,  重金属耐性 ,  *標的遺伝子 ,  *マイクロRNA

著者キーワード (5件)： コムギ ,  マイクロRNA ,  標的遺伝子 ,  カドミウムストレス ,  遺伝子調節

分類 (2件)： 麦  (FC03033M) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： コムギ ,  miRNA ,  特性化 ,  カドミウム ,  ストレス ,  応答 ,  標的遺伝子