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J-GLOBAL ID：201702286264273268   整理番号：17A0289809

光子数ゆらぎによって誘起される単一イオンキュービットの量子デコヒーレンス

Quantum decoherence of a single ion qubit induced by photon-number fluctuations

著者 (8件)： LEE Moonjoo (Univ. Innsbruck, Innsbruck, AUT) ,  FRIEBE Konstantin (Univ. Innsbruck, Innsbruck, AUT) ,  ONG Florian R. (Univ. Innsbruck, Innsbruck, AUT) ,  FIORETTO Dario A. (Univ. Innsbruck, Innsbruck, AUT) ,  SCHUEPPERT Klemens (Univ. Innsbruck, Innsbruck, AUT) ,  BLATT Rainer (Univ. Innsbruck, Innsbruck, AUT) ,  BLATT Rainer (Institut fuer Quantenoptik und Quanteninformation, Oesterreichische Akademie der Wissenschaften, Innsbruck, AUT) ,  NORTHUP Tracy E. (Univ. Innsbruck, Innsbruck, AUT)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9980  ページ： 99800D.1-99800D.7  発行年： 2016年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： キャビティ場状態の量子非破壊測定に必要不可欠なツールである光学キャビティにおける光子数の非破壊測定について述べた。高フィネスキャビティと分散的に結合した単一⁴⁰Ca⁺イオンを考察した。このイオンは三準位系と見なされ,第1状態(|S>)と第2状態(|D>)がキュービットを構成する。キャビティが弱いコヒーレント状態で占有されている間に,キュービット遷移に関するRamsey分光を行い,原子エネルギー準位のシフトと広がりを特定した。シフトはキャビティ光子によって引き起こされるac Stark効果に起因し,広がりはキャビティ場の光子数ゆらぎに帰着された。Ramseyフリンジを出発点にして,キャビティ内光子数分布を最尤法を用いて再構成した。また,キャビティ場のそれぞれの偏光成分の光子数分布もCaイオンのエネルギー準位構造を用いて再構成することができた。

シソーラス用語： *量子非破壊測定 ,  コヒーレンス ,  *量子ゆらぎ ,  イオントラッピング ,  三準位系 ,  エネルギー準位 ,  *量子電気力学 ,  Stark効果 ,  光子 ,  数 ,  量子光学 ,  *量子情報
準シソーラス用語： 量子コヒーレンス ,  イオントラップ ,  *キャビティ量子電気力学 ,  光子数 ,  キュービット ,  量子デコヒーレンス ,  *量子ビット

分類 (1件)： 量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (7件)： 光子数 ,  ゆらぎ ,  誘起 ,  イオン ,  キュービット ,  量子 ,  デコヒーレンス