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J-GLOBAL ID：201702286335313339   整理番号：17A0216226

個々のヒト細胞における希土類ドープチタニアナノ粒子の直接定量分析

Direct quantification of rare earth doped titania nanoparticles in individual human cells

著者 (5件)： JEYNES J C G (Univ. Exeter, GBR) ,  JEYNES C (Univ. Surrey, GBR) ,  PALITSIN V (Univ. Surrey, GBR) ,  TOWNLEY H E (Univ. Oxford, GBR) ,  TOWNLEY H E (Dep. of Engineering Sci., Oxford, GBR)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 27  号： 28  ページ： 285103,1-8  発行年： 2016年07月15日 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 希土類元素(REE)ドープチタニアナノ粒子(NP)は医療分野での応用が期待されるが,標的としない場所でのREEの放出が懸念される。そこでヒト細胞を使用し,Ti/REE比の正確な定量を試みた。希土類元素としてGd,Er,Euを使用した。細胞内のTi/REE信号と細胞外のNPを比較した。細胞内のREE信号はTi信号と共に細胞核周辺に局在していたが細胞核内への移行はなかった。個々の細胞内のNP量には10倍以上の大きな変動が認められた。細胞内外のTi/REE比に差はなく,無視できる範囲であった。NPの完全性は保たれており,生体内での酸環境に曝露されてもNPの崩壊は起こり得ないと考えられた。

シソーラス用語： ヒト ,  *ナノ粒子 ,  *酸化チタン ,  ドーピング ,  直接定量 ,  細胞内分布 ,  核反応分析 ,  *ランタノイド ,  HeLa細胞 ,  ガドリニウム ,  エルビウム ,  ユウロピウム ,  PIXE分析 ,  エンドサイトーシス ,  細胞内局在 ,  細胞内取込 ,  イオンビーム分析 ,  *二酸化チタン
準シソーラス用語： イオンビーム解析 ,  *チタニア

分類 (1件)： 生物科学研究法一般  (EA03010K)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒト ,  細胞 ,  希土類 ,  定量分析