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J-GLOBAL ID：201702286539574047   整理番号：17A0486650

Ti-6Al-4Vのミクロ組織と機械的性質に及ぼす電子ビーム溶解の形成方向の影響

Effect of Build Orientation of Electron Beam Melting on Microstructure and Mechanical Properties of Ti-6Al-4V

著者 (3件)： BRUNO J. (Univ. Malta, Msida, MLT) ,  ROCHMAN A. (Univ. Malta, Msida, MLT) ,  CASSAR G. (Univ. Malta, Msida, MLT)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 2  ページ： 692-703  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属粉末の電子ビーム溶融(EBM)による構造体形成において,溶融形成方向は形成された構造体のミクロ組織と機械特性に影響を与える。Ti-6Al-4V合金粉末をEBMによってXY,ZX,ZY,XY30°,XY60°に成長させた板材について,引張試験と衝撃試験を行い,ミクロ組織及び破面観察をおこなった。EBMによるTi-6Al-4V合金は形成方向に沿った柱状一次β結晶粒内に微細な層状α/β及び一次β結晶粒界にα-Tiが核発生したミクロ組織を示した。平面方向成長(XY)試料では冷却速度が最も大きく,より微細な層状構造が発達し,垂直方向成長(ZY)試料に比べて同等の強度を示したが延性及び靭性が劣った。冷却速度が高い場合,不完全溶融による凝固欠陥の出現の可能性がある。EBM合金の強度は,均一な等軸ミクロ組織を示す鍛造合金に比べて低い。

シソーラス用語： *Ti-6Al-4V合金 ,  *電子ビーム融解 ,  結晶方位 ,  積層構造 ,  *付加製造 ,  合金粉 ,  引張試験 ,  衝撃試験 ,  破面検査 ,  β相 ,  α相 ,  柱状晶 ,  層状組織 ,  結晶粒界 ,  結晶核形成 ,  冷却速度 ,  *引張強さ ,  延性 ,  靱性 ,  衝撃強さ ,  凝固 ,  凝固組織

分類 (3件)： 凝固  (WC01050M) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： Ti ,  ミクロ組織 ,  機械的性質 ,  電子ビーム溶解