文献
J-GLOBAL ID:201702286730482864   整理番号:17A0255129

成熟mRNAにおける部分イントロンリテンションをもたらす新規病原性BRCA1スプライシングバリアント

A Novel Pathogenic BRCA1 Splicing Variant Produces Partial Intron Retention in the Mature Messenger RNA
著者 (16件):
資料名:
巻: 17  号: 12  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
全乳癌の約10%が,乳癌および卵巣癌のリスクを高める遺伝的変異から生じている。これらの約25%がBRCA1またはBRCA2遺伝子と関連が見られている。BRCA1/BRCA2突然変異を同定することで,医師は患者の臨床管理をより適切に調整すること,すなわち,ヘルシーキャリアとしての予防措置を開始することができる。新たに同定された変異体の病態生理学的意義は,遺伝カウンセリングの課題となっている。我々は,BRCA1/2スクリーニング中に乳癌患者に発見された新規BRCA1変異体を次世代配列決定により特徴付けた。バイオインフォマティクスの予測から,この変異体はおそらく病原性であることを示しているおり,これは患者のRNAの逆転写を行い,得られたcDNAに対してPCR増幅を行って検証されている。この変異体は,BRCA1イントロン21の+2位の元の遺伝子に存在したスプライス部位の喪失を引き起こす。その結果,患者の転写物中の156bpのイントロン21が部分的にリテンションされ,この新規なBRCA1突然変異が乳癌において病原性の役割を果たすことを実証している。これらの知見は,適切なカウンセリングの開始に有用であり,この家族に適切な臨床管理をすることができた。最後に,これらのデータは,疾患発症における潜在的役割を確認するためにRNAレベルでの配列変異体の影響を研究することの重要性を強調するものである。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子遺伝学一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る