文献

J-GLOBAL ID：201702287190796799   整理番号：17A0635425

異なる温度での枝角類Daphnia magnaにおける脂質調節剤ゲムフィブロジルの影響

Effect of the lipid regulator Gemfibrozil in the Cladocera Daphnia magna at different temperatures

著者 (4件)： SALESA Beatriz (Univ. Valencia, Valencia, ESP) ,  FERRANDO Maria D. (Univ. Valencia, Valencia, ESP) ,  VILLARROEL Maria J. (Univ. Valencia, Valencia, ESP) ,  SANCHO Encarna (Univ. Valencia, Valencia, ESP)
資料名： Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering  (Journal of Environmental Science and Health. Part A. Toxic/Hazardous Substances & Environmental Engineering)
巻： 52  号： 3-4  ページ： 228-234  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： A0036A  ISSN： 1093-4529  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,試新たな有機汚染物質であるゲムフィブロジル(Gemfibrozil;GEM)の毒性を評価するために,ミジンコ目Daphnia magnaを用いて,生態毒性学的アプローチを行なった。試験は22°Cおよび28°Cで実施し,EC50値(24時間)は,それぞれにおいて148.75および116.24mg/Lであった。亜急性および慢性試験は,0.1,0.5,1.0,5.0,7.5mg/Lの濃度で実施し,毒物暴露後に亜急性短期試験(摂食試験)を実施した。暴露されたD.magnaの濾過および摂取率は,22°Cおよび28°Cのいずれにおいても対照系ミジンコとの間と有意差(P>0.05)を示さず,本研究で用いたGEM試験濃度は,D.magnaの摂食行動を低下させなかった。慢性試験で使用されたGEM濃度ではD.magnaの寿命に影響はしなかったが,雌1匹当たりの幼いD.magna数や一腹子数などのいくつかの生殖パラメータが影響を受けた。

シソーラス用語： *脂質低下薬 ,  *Daphnia magna ,  温度依存性 ,  *慢性毒性 ,  摂食 ,  カルボン酸 ,  フェノールエーテル ,  ステロール ,  脂環式アルコール

分類 (3件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  血管作用薬・降圧薬の基礎研究  (GW07040J) ,  有機化合物の毒性  (GZ02030Y)

物質索引 (2件)： ゲムフィブロジル ,  コレステロール

タイトルに関連する用語 (4件)： 枝角類 ,  Daphnia ,  脂質調節剤 ,  ゲムフィブロジル