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J-GLOBAL ID：201702287489854062   整理番号：17A0658599

ネオアントマイシンAおよびB,海洋由来Streptomyces H12-15由来の2つの珍しいベンズアミド9員環ジラクトン

Neoantimycins A and B, Two Unusual Benzamido Nine-Membered Dilactones from Marine-Derived Streptomyces antibioticus H12-15

著者 (7件)： HU Chen (Jinan Univ., Guangzhou, CHN) ,  ZHOU Shi-Wen (Jinan Univ., Guangzhou, CHN) ,  CHEN Fang (Jinan Univ., Guangzhou, CHN) ,  ZHENG Xin-Heng (Jinan Univ., Guangzhou, CHN) ,  SHEN Hui-Fang (Guangdong Acad. of Agricultural Sci., Guangzhou, CHN) ,  LIN Bi-Run (Guangdong Acad. of Agricultural Sci., Guangzhou, CHN) ,  ZHOU Guang-Xiong (Jinan Univ., Guangzhou, CHN)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 22  号： 4  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マングローブ地域の海底から単離された放線菌(H12-15)株は,16S rDNA遺伝子配列解析と形態学的,生理学的,生化学的特性の検討により,Streptomyces抗生物質と同定した。2つの新規なベンズアミド非環状ジラクトン,すなわち,ネオアントマイシンA(1)およびB(2),既知のアンチマイシンA1ab(3a,b),A2a(4)およびA9(5)をこの株の培養液から単離した。化合物1や2は,珍しいベンズアミド単位を有する最初の天然修飾ATNであった。 絶対配置を含むこれらの新規化合物の構造は,高分解能質量分析装置,核磁気共鳴分光データ,および,量子化学による円二色分光計算に基づいて確定した。ヒト乳腺腺癌細胞株MCF-7,ヒト神経膠芽細胞腫細胞株SF-268,および,ヒト肺癌細胞株NCI-H460に対するそれらの細胞傷害性も検討した。全ての化合物は軽度の細胞傷害活性を示した。しかしながら,化合物1や2は,ペパーディスクで,1mg/mLの試験濃度でが口そうカンジダに対して活性を示さなかったが,既知のアンチマイシンは明白な抗真菌活性を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 海洋微生物 ,  *Streptomyces antibioticus ,  マングローブ ,  ラクトン ,  フェノール類 ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  *抗生物質 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  MCF7細胞 ,  *抗腫瘍作用 ,  鵞口瘡カンジダ ,  *抗真菌作用 ,  *抗腫瘍抗生物質 ,  脂肪酸 ,  カルボアミド ,  アミノアルコール ,  アミノカルボン酸 ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： NCI-H460細胞 ,  SF-268細胞

分類 (2件)： 病原体に作用する抗生物質の基礎研究  (GX05020C) ,  抗腫よう抗生物質の基礎研究  (GX05040Y)

物質索引 (6件)： ネオアンチマイシンA ,  ネオアンチマイシンB ,  アンチマイシンA₁ ,  ベンズアミド ,  アンチマイシンA_2a ,  アンチマイシンA₉

タイトルに関連する用語 (4件)： 海洋 ,  Streptomyces ,  ベンズアミド ,  環