文献
J-GLOBAL ID:201702287604263196   整理番号:17A0763445

イオン的な水和に誘発されたデカン-水系の界面張力

Ionic hydration-induced evolution of decane-water interfacial tension
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号: 22  ページ: 14606-14614  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
油-水系界面の界面張力とミクロ構造における変化との間の関係を構築することは,依然として非常に挑戦的である。ここでは,分子動力学法を用いてデカン-水系の界面張力に及ぼす一価イオンの影響を研究し,イオン水和と界面張力の変化との間の関係を明らかにした。その結果は,界面張力が,イオンの固有な吸着特性に起因して,イオンの濃度に対する非単調的な依存性を示すことを示唆した。低いイオンの濃度において,界面における離散したイオンの水和は,界面張力のビリアル項を高め,結果としてイオン濃度の増大に伴って界面張力を増大させた。高いイオン濃度においては,界面におけるイオン対はイオン的水和を弱め,界面張力のビリアル項が低下して界面張力が僅か低下した。これに加えて,界面張力の動力学的エネルギー項は,温度を上昇させたときのみ増大し,これに対してビリアル項は温度または圧力のいずれかを増大させたとき,イオン的水和の弱体化の為に低下した。それ故に,温度と圧力の上昇は,異なる度合いの界面張力の低下を誘発した。これは,特に高いイオン濃度におけるビリアル項の主要な寄与に起因した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
レオロジー一般  ,  液-液界面 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る