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J-GLOBAL ID:201702287692235015   整理番号:17A0312164

高効率蛍光OLEDのための末梢ピリジンの数の最適化による9,10 ジフェニルアントラセン基づく電子輸送体の調整電子注入/輸送特性【Powered by NICT】

Tuning electron injection/transporting properties of 9,10-diphenylanthracene based electron transporters via optimizing the number of peripheral pyridine for highly efficient fluorescent OLEDs
著者 (6件):
資料名:
巻: 34  ページ: 179-187  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: W1352A  ISSN: 1566-1199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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9,10 ジフェニルアントラセン(DPA)コアの周辺に異なる数のピリジン環を導入することにより,四つの新しいピリジン含有DPA誘導体,3-(4-(10-フェニルアントラセン-9-イル)フェニル)ピリジン(AnPy),9,10-ビス(4-(ピリジン-3-イル)フェニル)アントラセン(AnDPy),3,3’-((2-(ピリジン-3-イル)アントラセン-9,10-ジイル)ビス(4,1-フェニレン))ジピリジン(AnTPy),3,3′-(9,10-ビス(4-(ピリジン-3-イル)フェニル)アントラセン-2,6-ジイル)ジピリジン(AnFPy)を電子輸送体として設計し,合成した。それらの光物理的性質,エネルギー準位と電子移動度はピリジン環の量を調整することにより制御することができた。電子注入/輸送特性を最適化することによって,AnTPyは発光層(EML)への電子注入に適した最低非占有分子軌道(LUMO)エネルギー準位ではなく,比較的高電子移動度10~約 3cm~2V~ 1s~ 1で,広く使用されている材料Alq_3のそれより約二桁高かったを示した。予想されたように,電子輸送層(ETL)としてAnPy,AnTPyとAnFPyをもつ青色蛍光OLEDはAlq_3を用いたものに比べて優れた性能を示し,著しく駆動電圧を低下させ,効率を改善した。特に,ETLとしてAnTPyを有するデバイスは照明関連輝度10,000cd m~ 2でも最大電流効率14.4cd A~ 1の12.1lm W~ 1の最大電力効率,8.15%の最大外部量子効率(EQE)と低い効率ロールオフを示した。これらの結果は,末梢電子吸引性基の数を最適化することにより,電子注入/輸送特性の調整高性能ETMを達成するために効率的な戦略であることを明確に示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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発光素子  ,  有機化合物の電気伝導 
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