文献

J-GLOBAL ID：201702287802626017   整理番号：17A0443102

CdS/ZnSコア/シェルナノ粒子の合成,構造的,光学的および光触媒特性【Powered by NICT】

Synthesis, structural, optical and photocatalytic properties of CdS/ZnS core/shell nanoparticles

著者 (3件)： Reddy Ch.Venkata (School of Mechanical Engineering, Yeungnam University, Gyeongsan 712-749, South Korea) ,  Shim Jaesool (School of Mechanical Engineering, Yeungnam University, Gyeongsan 712-749, South Korea) ,  Cho Migyung (Department of Game Engineering, Tongmyong University, Busan 608-711, South Korea)
資料名： Journal of Physics and Chemistry of Solids  (Journal of Physics and Chemistry of Solids)
巻： 103  ページ： 209-217  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0202A  ISSN： 0022-3697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CdS,ZnSおよびCdS/ZnSコア/シェルナノ粒子を二段階合成法により合成することに成功した。調製されたままのCdS,ZnSおよびCdS/ZnSコア/シェルナノ粒子を用いて,PXRD,TEM,HRTEM,UV-vis分光法,N_2吸着-脱着,FT-IR,PL及びRaman分光測定により構造的,形態的,および光学的特性を研究した。XRDパターンは,作製したZnS,CdS及びCdS/ZnSコア/シェルナノ粒子の結晶構造を確認した。調製されたままの試料の結晶度はPXRD,TEMおよびHRTEM分析によって確認された。BET分析は,CdS/ZnSコア/シェルナノ粒子は,CdSとZnSよりも,大きい表面積と細孔径を持つことを示した。RamanおよびFT-IRスペクトルは,それぞれCdSとZnSの基本振動モードを確認した。純粋なCdSとZnSと比較して,CdS/ZnSコア/シェルナノ粒子はメチルオレンジ(MO)の分解に対して高い光触媒活性を示した。CdS/ZnSコア/シェルナノ粒子の光触媒活性の向上はCdSとZnSの間の界面作用,光発生電子 空孔ペアの再結合を大きく減少によるものであった。MO染料の分解のために提案された機構を詳細に検討した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 界面 ,  結晶度 ,  *硫化亜鉛 ,  再結合 ,  振動モード ,  X線回折 ,  表面積 ,  結晶構造 ,  バンドギャップ ,  細孔径 ,  Raman分光法 ,  *硫化カドミウム
準シソーラス用語： 光触媒活性 ,  HRTEM ,  *コア/シェルナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： CdS/ZnSコア/シェル ,  Nanoparticles ,  バンドギャップ ,  光触媒活性

分類 (2件)： 光物性一般  (BM08010A) ,  半導体薄膜  (BK14040E)

タイトルに関連する用語 (7件)： CdS ,  ZnS ,  コア ,  シェル ,  ナノ粒子 ,  光学 ,  触媒特性