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J-GLOBAL ID:201702287884857445   整理番号:17A0648996

都市規模でのリスク評価のための周辺振動計測の適用:概念の数理実証からベイルート市事例研究(レバノン国)まで

Using ambient vibration measurements for risk assessment at an urban scale: from numerical proof of concept to Beirut case study (Lebanon)
著者 (7件):
資料名:
巻: 69  号: Apr  ページ: 69:60 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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地震後の調査において,地盤の振動数に近い振動数を有する構造物は,かなり重い損傷を示すことが,繰り返し示されている。(1967カラカス地震,1985メキシコ地震,1996プジリ・エクアドル地震,2009ラクイラ地震)。しかし,過去の地震が,地盤と建築物の振動数の一致がより大きい損傷に通じることを示してきても,地域において,あるいは現行の地震リスク解析において,地盤と建築物のモード振動数の観測は,完全に一緒には考慮されていない。そこで,本論文では,地盤と建築物の振動数の一致の効果を調べるために,包括的な数値解析に焦点を合わせた。合計887の実際の地盤断面を141組の1自由度弾塑性振動子と組み合わせて,その連結した(非線形)応答を,様々なPGAレベルと振動数成分を持つ多い(60)合成入力信号のために,線形及び非線形の地盤挙動に対して計算した。関連する損傷を,イールドと終局弾性変形の両方を比較して,RISK-UEプロジェクトの勧告に従って,最大変位に基づき尺度に定量化し,岩盤上に位置する類似の建築物の場合に受けた損傷と比較した。そして,この地盤/岩盤の損傷増分と多くの簡易化した力学的および荷重パラメータとの相関関係をニューラルネットワーク法を用いて解析した。結果は,地盤と建築物がともに非線形に挙動する時でさえ,建築物/地盤周波数比により行われた重要な役割を強調した。他の重要なパラメータは,PGAレベル,地盤/岩盤速度比および建築物の延性である。887全部の地盤断面に対する周辺ノイズのシミュレーションに基づく数値解析は,また,H/V比の振幅が,都市規模の計測値に適用されると,地盤増幅のための満足できる代用物として考えられるだろうということを示した。地表面レベルおよび建築物内部の両方の周辺振動計測を用いるこの方法の非常に簡易な実現が,レバノン国ベイルート市に対する実例応用として例示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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自然災害  ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形 
引用文献 (38件):
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