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J-GLOBAL ID:201702287980851938   整理番号:17A0498374

細胞内薬物放出と光線力学療法のための酵素,およびpH応答性ナノ媒体

Enzyme and pH-responsive nanovehicles for intracellular drug release and photodynamic therapy
著者 (8件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 2468-2478  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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現在,複数の治療特性からなる機能性ナノ複合材料は,抗癌治療剤の開発において重要な注目を集めている。本稿では,高感度細胞内薬物放出および光線力学療法(PDT)のために,酵素およびpH応答性ナノ複合材料を構築した。サイズが約75nmのナノキャリアは,アップコンバージョンナノ粒子(UCNP,NaYF4:Yb,Er@NaYF4)コア,および塩素e6(Ce6)(UCNP@mSiO2-Ce6)でドープされたメソポーラスシリカシェルから構成された。次いで,感受性リンカであるコハク酸-グリシン-フェニルアラニン-ロイシン-グリシン(SGFLG)を調製し,ナノ粒子に移植して抗癌剤ドキソルビシン(DOX)を封入した。酵素(カテプシンB)濃度およびpH値に依存して,敏感なDOX放出を明らかにするためにin vitro放出動態を研究した。腫瘍組織の標的化をさらに確実にするために,トランスフェリン(Tf)を移植し,HeLaをモデル癌細胞として,L02(正常肝細胞)を対照として細胞摂取/放出試験を行った。L02細胞に対するHeLaに対する細胞傷害性の増強は,Tf受容体の過剰発現,カテプシンBの高濃度,および癌細胞におけるより低いpH環境に起因した。さらに,NIR照射下では,可視光放射はCe6を励起して活性酸素を生成し,PDTを達成することができ,これは特異的細胞傷害性をさらに改善するための感受性化学療法に関連した。新規のナノプラットフォームは,がん治療において潜在的な応用を有した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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腫ようの実験的治療  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  医用素材  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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