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J-GLOBAL ID：201702287982932623   整理番号：17A0509660

地球上に豊富に存在する可視光駆動FeAl₂O₄の一段階合成,電子構造,および光触媒活性

One-step synthesis, electronic structure, and photocatalytic activity of earth-abundant visible-light-driven FeAl₂O₄

著者 (7件)： Mu Hui-Ying (Chemical Engineering Institute, Tianjin University, Tianjin 30000, China) ,  Li Fa-Tang ,  An Xing-Tao ,  Liu Rui-Hong ,  Li Yi-Lei ,  Qian Xin ,  Hu Yong-Qi
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 14  ページ： 9392-9401  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 安価な可視光駆動光触媒の開発は,光触媒技術の産業利用を実現する上で重要な前提条件である。本論文では,地球上に豊富に存在するFeAl₂O₄光触媒を,簡便な溶液燃焼合成により調製した。密度関数理論および走査型ケルビンプローブ法を用いて,エネルギーバンドおよびFermi準位の位置を確認した。フェノールをモデル汚染物質として,FeAl₂O₄の光触媒活性を評価した。スカベンジャー実験結果,OH捕捉蛍光法,および電子スピン共鳴測定により,スーパーオキシドアニオンラジカルが,光触媒過程で生成された主な活性種であることが確認され,FeAl₂O₄の提案された電子構造も更に裏付けられた。種々の試料にわたる分解実験およびO₂昇温脱離結果は,酸素吸着能よりも結晶化度が,光触媒活性の決定における重要な要素であることを確認した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 可視光 ,  光照射 ,  駆動 ,  *アルミン酸塩 ,  *鉄化合物 ,  化学合成 ,  電子構造 ,  *光触媒 ,  触媒活性 ,  *溶液 ,  *燃焼合成 ,  密度汎関数法 ,  Kelvin法 ,  プローブ ,  バンド構造 ,  Fermi準位 ,  *汚染物質 ,  *スカベンジャー ,  蛍光分光法 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  スーパーオキシドアニオンラジカル ,  昇温脱離 ,  結晶度 ,  フェノール類
準シソーラス用語： 一段階合成

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  光化学一般  (CB08010U)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 地球 ,  光駆動 ,  一段階合成 ,  電子構造 ,  光触媒活性