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J-GLOBAL ID：201702288004286065   整理番号：17A0407077

単結晶αUS_1 82の低温物性【Powered by NICT】

Low-temperature physical properties of single crystal α-US_1.82

著者 (2件)： Tran V.H. (Institute of Low Temperature and Structure Research, Polish Academy of Sciences, 50-422, Wroclaw, Poland) ,  Noeel H. (Laboratoire de Chimie du Solide et Materiaux, UMR 6226 CNRS-Universite de Rennes 1, Avenue du General Leclerc, 35042, Rennes, France)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 694  ページ： 1175-1181  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁化M,電気抵抗率ρ,磁気抵抗MRおよび比熱C_を測定することによりαUS_1 0.82の単結晶を研究した。著者らの実験データは,αUS_1 0.82はT=35Kをもつ反強磁性体であり,容易磁化はc軸に沿っていることを確立した。αUS_1 0.82の低温での性質は,増強されたSommerfeld係数γ=47mJ/molK~2とメタ磁性転移μ_0_=5.5でによっても特性化した。後者の挙動は, 52%の大きなMRとγ(H)依存性の急激な崩壊を伴う,Fermi準位での磁気スーパーゾーン境界と状態の密度の両方の磁場に誘起された変化を示していた。20K以下の磁気比熱の温度依存性は熱活性化されたマグノンの関数に従うことが判明した:Cm a g∝T ne xp( Δ/k B T),Δ/_B=3.5 6.9Kと1.5 2.0であった。観測された指数値は,強磁性と反強磁性相互作用または二次元反強磁性配置磁気ウランモーメントの共存を示唆すると思われる。MRおよびC_データは温度範囲T_ 2Tにおける短距離相互作用の証拠,おそらく化合物の非化学量論的特性を示した。比熱挙動を150 190のエネルギー分裂を持つKondo温度T~15Kと結晶電場効果とKondo状態を考察した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 強磁性 ,  Fermi準位 ,  磁気抵抗 ,  温度依存性 ,  磁気 ,  比熱 ,  近距離相互作用 ,  反強磁性体 ,  非化学量論 ,  マグノン ,  電気抵抗率 ,  反強磁性 ,  *低温 ,  *単結晶
準シソーラス用語： 磁気比熱 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アクチニド合金と化合物 ,  磁気熱量効果 ,  磁気抵抗 ,  相転移 ,  磁場に誘起された変化

分類 (6件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  磁気的性質  (WB02020J)

タイトルに関連する用語 (2件)： 単結晶 ,  低温物性